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信仰だけでは十分ではない
誰もが文字通り「すべてを売り払い」、イエスに従うように召されているわけではないが、誰もがそのようなことをするように召されている。
ティム・ステイプルズ - 2021年6月15日
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私がプロテスタントだった頃、カトリック教徒が義認に関するお決まりの聖句を使ったら、どう反応するかは決まっていた。「人は信仰だけによるのではなく、行いによって義と認められるのです」（ヤコブ2:24）。私はこう答えました。「聖ヤコブは、行いが実際に義認に貢献するとは言っていません。彼はただ、あなたがすでに義とされていることを行いが示していると言っているのです！」。
ヤコブ2:24についてどう言おうとも、ヤコブの教えでは、行いが義認に構成的に貢献しないとは言えないからだ。21節で、彼は行いが信仰を「完全に」すると言っています。もしそれが信仰を信仰たらしめている本質に寄与していないのであれば、何も寄与していないことになります。さらに、26節で、ヤコブは、"霊のない体が死んでいるように、行いのない信仰は死んでいる "と言っています。人間の中の "霊 "や "魂 "が、人間を人間たらしめる本質に寄与していないと言う人がいるだろうか。もちろん、そんなことはない。それが聖ヤコブの主張です。信仰を生かすことによって、信仰に貢献するのが業です。もし行いが失敗すれば、信仰は "死ぬ "のです。
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ヤコブ2:24についての議論はさておき、救いとの関係における行いの性質について、この聖句と同様に明確な聖句が他にも数多くあります。おそらく、それ以上でしょう。その一例は、通常時の第11週目に当たる今日の福音書の朗読に見出すことができます。
あなたがたは、"あなたの隣人を愛し、あなたの敵を憎みなさい "と言われたことを聞いたことがあるでしょう。しかし、あなたがたに言います、敵を愛し、あなたがたを迫害する者のために祈りなさい、そうすれば、天におられるあなたがたの父の子となることができます（マタイ5：43-45）。
霊感を受けた著者はここでイエス・キリストがギリシャ語の目的節-hotos genesthe huioi tou patros humon to en ouranois-を使って、"あなたがたを天の父の子とするために "と言っていることを引用しています。つまり、簡単に言えば、「父の子となる」ことが現実となるために、「敵を愛し、迫害者のために祈る」ことをしなければならない、ということです。これほどわかりやすい言葉はありません。
私たちは、イエスが「神の子」となることを、最終的な意味で、人生の終わりに、天国に行くために語っておられると信じています。それは「山上の垂訓」の文脈全体から明らかです。イエスは基本的に忠実な人々に天国に行く方法を説いている（マタイ5:1-12,19-20,21-26,27-30など参照）。
イエスが金持ちの青年に話しかけたとき、永遠の命を得るためには彼（キリスト）を信じるだけでは不十分であることを同様に明確にした。それは一部です（ヨハネ3:16）。しかし、イエスは「戒めを守り」、「持っているものを売って......ついて行く」ことも必要だと言っています。
見よ、ある人が彼のところに来て言った、「先生、永遠のいのちを得るためには、どんな良い行いをすればよいのですか」。そして、彼は言った、「もし、いのちに入りたいなら、戒めを守りなさい」。彼は言った "どれを？" イエスは言われた "殺してならない、姦淫してはならない、盗んではならない、偽証してはならない、父と母を敬い、自分のように隣人を愛せよ" 青年は言った、「私はこれらすべてを守ってきた。私にまだ何が足りないのか？イエスは彼に言われた、「もし完全な者になりたいなら、行って、自分の持っているものを売り、貧しい人々に与えなさい、そうすれば、天に宝を持つことができる。青年はこれを聞いて、悲しんで立ち去った。彼は大きな財産を持っていたからである（マタイ19:16-22）。
青年が立ち去った後、これをきっかけにイエスは、すべてを捨てて自分について来なさいという戒めがすべての人のためであり、救いのために必要であることを明らかにしたことに注目してください。
そしてイエスは弟子たちに言われた。「まことに、あなたがたに言うが、金持ちが天の御国に入るのは難しい。 もう一度言いますが、金持ちが神の国に入るよりも、らくだが針の穴を通るほうが易しいのです。弟子たちはこれを聞いて大いに驚き、"それでは、だれが救われるのだろう "と言った。しかし、イエスは彼らを見て言われた。"人には不可能なことだが、神にはすべてのことが可能である"（マタイ19:23-26）。
そして、マタイ5:48と黙示録3:1-5で、イエスはこの完全であれという戒めが、この青年だけでなくすべての人に当てはまることをさらに明確にしているのです。
ですから、あなたがたの天の父が完全であられるように、あなたがたも完全であらねばなりません。
また、サルディスの教会の天使にこう書き送る。神の七つの霊と七つの星を持つ者の言葉です。「あなたがたは生きているという名を持っているが、死んでいる。目覚めよ。そして、残っているもの、死に瀕しているものを強めよ。私の神の目には、あなたがたの行いが完全であるとは映っていない。そして、あなたが受けたこと、聞いたことを思い出し、それを守り、悔い改めなさい。もしあなたがたが目を覚まさないなら、わたしは
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誰もが文字通り「すべてを売り払い」、イエスに従うように召されているわけではないが、誰もがそのようなことをするように召されている。
ティム・ステイプルズ - 2021年6月15日
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私がプロテスタントだった頃、カトリック教徒が義認に関するお決まりの聖句を使ったら、どう反応するかは決まっていた。「人は信仰だけによるのではなく、行いによって義と認められるのです」（ヤコブ2:24）。私はこう答えました。「聖ヤコブは、行いが実際に義認に貢献するとは言っていません。彼はただ、あなたがすでに義とされていることを行いが示していると言っているのです！」。
ヤコブ2:24についてどう言おうとも、ヤコブの教えでは、行いが義認に構成的に貢献しないとは言えないからだ。21節で、彼は行いが信仰を「完全に」すると言っています。もしそれが信仰を信仰たらしめている本質に寄与していないのであれば、何も寄与していないことになります。さらに、26節で、ヤコブは、"霊のない体が死んでいるように、行いのない信仰は死んでいる "と言っています。人間の中の "霊 "や "魂 "が、人間を人間たらしめる本質に寄与していないと言う人がいるだろうか。もちろん、そんなことはない。それが聖ヤコブの主張です。信仰を生かすことによって、信仰に貢献するのが業です。もし行いが失敗すれば、信仰は "死ぬ "のです。
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ヤコブ2:24についての議論はさておき、救いとの関係における行いの性質について、この聖句と同様に明確な聖句が他にも数多くあります。おそらく、それ以上でしょう。その一例は、通常時の第11週目に当たる今日の福音書の朗読に見出すことができます。
あなたがたは、"あなたの隣人を愛し、あなたの敵を憎みなさい "と言われたことを聞いたことがあるでしょう。しかし、あなたがたに言います、敵を愛し、あなたがたを迫害する者のために祈りなさい、そうすれば、天におられるあなたがたの父の子となることができます（マタイ5：43-45）。
霊感を受けた著者はここでイエス・キリストがギリシャ語の目的節-hotos genesthe huioi tou patros humon to en ouranois-を使って、"あなたがたを天の父の子とするために "と言っていることを引用しています。つまり、簡単に言えば、「父の子となる」ことが現実となるために、「敵を愛し、迫害者のために祈る」ことをしなければならない、ということです。これほどわかりやすい言葉はありません。
私たちは、イエスが「神の子」となることを、最終的な意味で、人生の終わりに、天国に行くために語っておられると信じています。それは「山上の垂訓」の文脈全体から明らかです。イエスは基本的に忠実な人々に天国に行く方法を説いている（マタイ5:1-12,19-20,21-26,27-30など参照）。
イエスが金持ちの青年に話しかけたとき、永遠の命を得るためには彼（キリスト）を信じるだけでは不十分であることを同様に明確にした。それは一部です（ヨハネ3:16）。しかし、イエスは「戒めを守り」、「持っているものを売って......ついて行く」ことも必要だと言っています。
見よ、ある人が彼のところに来て言った、「先生、永遠のいのちを得るためには、どんな良い行いをすればよいのですか」。そして、彼は言った、「もし、いのちに入りたいなら、戒めを守りなさい」。彼は言った "どれを？" イエスは言われた "殺してならない、姦淫してはならない、盗んではならない、偽証してはならない、父と母を敬い、自分のように隣人を愛せよ" 青年は言った、「私はこれらすべてを守ってきた。私にまだ何が足りないのか？イエスは彼に言われた、「もし完全な者になりたいなら、行って、自分の持っているものを売り、貧しい人々に与えなさい、そうすれば、天に宝を持つことができる。青年はこれを聞いて、悲しんで立ち去った。彼は大きな財産を持っていたからである（マタイ19:16-22）。
青年が立ち去った後、これをきっかけにイエスは、すべてを捨てて自分について来なさいという戒めがすべての人のためであり、救いのために必要であることを明らかにしたことに注目してください。
そしてイエスは弟子たちに言われた。「まことに、あなたがたに言うが、金持ちが天の御国に入るのは難しい。 もう一度言いますが、金持ちが神の国に入るよりも、らくだが針の穴を通るほうが易しいのです。弟子たちはこれを聞いて大いに驚き、"それでは、だれが救われるのだろう "と言った。しかし、イエスは彼らを見て言われた。"人には不可能なことだが、神にはすべてのことが可能である"（マタイ19:23-26）。
そして、マタイ5:48と黙示録3:1-5で、イエスはこの完全であれという戒めが、この青年だけでなくすべての人に当てはまることをさらに明確にしているのです。
ですから、あなたがたの天の父が完全であられるように、あなたがたも完全であらねばなりません。
また、サルディスの教会の天使にこう書き送る。神の七つの霊と七つの星を持つ者の言葉です。「あなたがたは生きているという名を持っているが、死んでいる。目覚めよ。そして、残っているもの、死に瀕しているものを強めよ。私の神の目には、あなたがたの行いが完全であるとは映っていない。そして、あなたが受けたこと、聞いたことを思い出し、それを守り、悔い改めなさい。もしあなたがたが目を覚まさないなら、わたしは
