Peach's Diary

いろんなこと書きます。
基本的に感情漏れ出してますので
ご了承~

『ピアノ独演会2018 -春の共鳴の陣-』 at 東京 紀尾井ホール

2018-03-14 23:03:53 | HZETTRIO/H ZETT M/ヒイズミマサユ機

楽しみにしていた初独演会


余韻がすごくて
ずっとピアノの音を聴いていたいって思う

紀尾井ホール、凄く素敵なホールでした。


入るといつも見ていたセット。

グッときた。





そしてスタート。
ゼトさん譜面とMacを持って登場。
DBSSのブルーのチェックシャツの上に黒ジャケット。

後日写真見たらブルーのシャツに黒ジャケットでしたね。

遠目では似ていたので分かりづらかったですが、オーバー目のシャツの上に
ジャケットと言ういでたちでございました。


一発目
地平線で崩壊。
素敵すぎる。
完全にまた沼にのまれた。

その後、水の流れ、雫の模様とか極秘時代
アルバムとはまた雰囲気の違うアレンジで
またいつもの録音するやつ(名前わかんない 笑)を駆使しての演奏は楽しい。


macに予め仕込んでる打ち込みを使っての演奏も、ゼトさんこのために色々作ってるんだなーと思うと、本当に愛おしくなる。

秒刻みのタイミング合わせるのも計算しつくされてて、

タイミングとかどんなことになっているんだろうとか
真剣に気になりました。

あのmacは何がどうなってるんだ?

そして、ゼトリオのときにはほぼ見ない譜面も
独演会ではしっかり見て弾くのを見て
相当色々と練りに練って作り込まれているんだろうなとわかる。

あのびっちりと書いてあるだろう譜面は

これまたどのようになっているのだろうか。

激しく気になる。
 



お決まりの小話パターンは
「瞬間」についてで、これはまた笑ったわー。
これも1人で考えて録音してんのかなーとか想像すると泣ける。

淡々と「瞬間」の意味について話すんだけど
何故か同じことエンドレスで言ったり、話それたり
それに自分で突っ込んでみたりと、あれもやっぱり自分で考えるの?
作家さんとかいないの?(笑) 




本当に忙しいだろうに、こうやって作りこんでるところが素晴らしい。

そして、
ハピサタからネクタイはずしてのメドレーはもう痺れた。
反則だわーってくらい。
ハピサタは特に毎回色んな変化を遂げる7変化の曲よね。
今夜のアレンジもとてもかっこよかったです。


今回は初めて見たちっちゃいキーボードつかってたけど、あれもまたなかなかいい音してたなー。
あんなちっちゃな鍵盤でもピロピロ弾けるゼトさん。
本当にすごいな。
今夜もピアノとの両刀使いでかっこよかった。


後半は
ピアノの回りにあったものが全て撤収され、
グラピオンリー。
ゼトさんの本領発揮。

後半はじまる前から期待しかなかった。


嬉しさを抱きしめてや新しいチカラ
初めて生で聴くと、グラピの力強さが全然違って、
ホールに響き渡るのが心地よかった。

そして何より、ゼトさんが足で刻むリズムがリアルに聞こえて、
それがまたピアノと合わさって、
なんと素敵なことか。

2部の最後に
ARIGATO

ゼトさんのゼトリオの曲と出会ってから
音楽って
歌詞がなくてもその景色や感情が表現出来るって
初めて知った。

ゼトさんの音楽にはそれが見えるものが沢山ある。


このARIGATOって曲も、
本当にそんな感情がとても伝わってくる曲です。

なんでだろう。
本当にそう思う。


そして、なんと言っても圧巻のアンコール。


最後に1曲やりますって・・・


めっちゃ豪華なメドレーで、
もう唖然。

ブリグロからの超高速大西洋レストラン

私の席からはゼトさんの手が良く見えたので、
本当にどうなってんだって言うくらいの速さ。

ただでさえ動きのある曲なのに、それが超高速。
しんじられん。



そしてとにかく聴きたかった春疾風来た時には
口を抑えて泣くしかなかった。
ほんとに素晴らしい。

ゼトさんのピアノは素晴らしい。

それしか言葉に出てこない。




他にももう順番とか覚えてないけど
明日のワルツとか喜びのテーマとかもあったな。
もう、夢中になりすぎてて、覚えてないのが辛い(笑)



ゼトリオの時とは別人じゃないかってくらい、
黙々とひょうひょうとピアノを奏でて
MCも抑えめで、ちょっとのMCもなんかいつもよりたどたどしかったり(笑)


初めての独演会。
想像以上に素晴らしかった。

ピアノひとつとゼトさん1人。

それなのに
こんなにもたくさんの表現
たくさんの音があるんだと
長く生きてきたけど改めて知りました。


本当にもっとたくさんの人が聴いたらいいのにと
思う。


凄いピアニストであり、作曲家であると思う。


もっと近くにも来てくれたらいいのにー。
また新たに2公演発表になったけど、
またまた関東。

悩ましい。


まぁ、それは置いといて、


改めてまたゼトさんの魅力を知る機会となった
独演会。

これは大変だ。

もう、抜け出せない。



そして本当にありがとう。
素敵な音楽を。