2024-6-29(土)朝雨
日記・・・と記録 ・26日 深井 行く
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今週のジオラマ作業は、
烏帽子形神社周辺の見どころの最終整備!そればっかりしてます。
10数年前に、この城を訪れたときの話です。
たまたま役所の発掘調査に出会いました、少し離れた所で大きな声が…
若い職員の方です「あったぞー、見つけたぞー…やっぱりあったんだー」
それは平たい石が数個並んだだけの物でした、
私は、なにをそんなに・・・?の質問に・・・
「今までの資料では、ここは自然の勾配と棚柵だけで守られていたと考え
ていたのに、初めて私が見つけたんですよー・・・
他の城並みに、矢狭間障壁も存在した事を!」
大変な発見だったみたいです。
新作の「矢狭間障壁」190㎝です、こんなんだったと思います、
五七の桐の軍旗も出来てます。
この手前に「烏帽子形神社」本殿と「社務所」を置きます。
もう一つ・・・主郭のあった場所で瓦を掘っておられた、今度は若い女性
職員さん、「瓦があまりにもキレイ?」・・・と
私に見せながら???
私「城とは必要にせまられて急ぎ、造るものなので、普通は、
焼きなどオソマツなものが多いのに、よくお気付で・・・
この瓦は、金剛寺や近辺の寺社から供出させられた物でしょう」と
主郭だけは立派な瓦で仕上げたようです。
彼女「よくご存じで・・・勉強になりました・・・」と
(参考・・・この瓦は、秀長が築城した「高取城」の障壁の軒瓦です、
見ての通り、すごく重いですが焼きのあさいのが解ります。)
・・・その後何度も訪れていますが、武士が歩いたろう道も整備されて
お子さん連れでも安心な道になっています。
ただし、枯れ葉(椎の木)の時期はよく滑るのでお気を付けを…
(・・・これがこの城の最大の防御!)
・ブログ等で、烏帽子形城の絵などを見ても障壁があるものは皆無!
もちろん最初(尊氏軍に対)は、そうゆうものでしたが、
戦国期では鉄砲戦で
…まして、その相手が「雑賀衆」となると、障壁は当然の備え・・・
・・・それを最初に見つけた、彼はスゴイ!!!!
(秀吉がこの城を整備したのは、雑賀攻めの補給基地に…と、
本願寺に味方する寺社への備えでした)
「見張り矢倉」との位置関係の確認写真。
上は鎌倉期の主郭の姿です、遠近感の都合で展示はまたの機会に…。
ライブでは、「里を追われた鬼達」に・・・
中村一氏に鬼住村から追われた「鬼軍団」の車列が高野街道を東へ・・・
今回も中途半端な写真説明しか出来ずで・・・すみません、
晴れて足場がイイ日に全体写真で見てもらえるようにします。
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