マーキーと愉快な雑貨たち

40代会社員が見つけた「超一級品」の雑貨たちを記録する日記です。

ゆふいんの森号

2022-07-31 22:35:00 | 日記
福岡市に住んでいた小学校低学年の頃、博多駅に停車中のゆふいんの森号に心の底から憧れていました。

他の電車達と全く違うデザインに圧倒され、ドアや窓から垣間見えるウッディな内装に衝撃を受けました。







どうすればこんな列車に乗れるん?一体どんなところに走っていくん?って親に聞きまくっていた情景や、出発していくゆふいんの森号を見送ったあのホーム上の景色をはっきりと覚えています。

うちは裕福ではない方でして、当時流行っていた小学生男子Must haveのミニ四駆もなかなか買ってもらえない感じだったので、このゆふいんの森号には乗る機会が無いまま大人になりました。大きくなって自分の家族ができたら絶対に乗りたいなと思いながら、大人になりました。

そして新婚旅行で乗車しました。

ゆふいんの森号に乗りたいっていう私に賛成してくれた乗り鉄の妻、ありがとう。

2泊3日九州への新婚旅行でしたが、この時快晴の博多駅のホームから眺めたゆふいんの森号の勇姿、ウッディな車両に乗り込む時の気持ちは一生忘れません。

乗り鉄の妻に窓側を取られて若干思ってたのと違う感がありましたが、やはり最高の列車でした。

車掌さんが来て切符を見せたところ、新品状態の指輪を見て「新婚旅行ですか?」と
聞いてくれました。
「はい。憧れのゆふいんの森号で!」みたいに答えたら、車掌さんが引き返してカフェテリアから両手にいっぱいのゆふいんの森号オリジナルグッズ(コーヒー、キャンディ、文房具)を抱えて持ってきて、プレゼントしてくれました。

車掌さんの帽子を被せてくれて写真も撮ってくれました。

車掌さん最高すぎる、JR九州最高すぎる、憧れのゆふいんの森号はやっぱり最高だったよと、あの頃の私に伝えたいですね。

なんていうか、あの小学生の時のゆふいんの森号に対する熱い気持ちに対して、全く裏切ることなく20年後に100倍にして返してくれたような、暖かい感じ。

こんな素敵な列車を何十年も走らせ続けているJR九州には、ビッグになって恩返しをしたいと思っています。







一番好きな乗り物は何かと聞かれたら、迷わずゆふいんの森号と答えるでしょう。

私にとって一番大切な思い出はと聞かれたら、迷わず新婚旅行でゆふいんの森号に乗ったことと答えるでしょう。

私にとって一番大切な雑貨は何かと聞かれたら、迷わずゆふいんの森号グッズと答えるでしょう。






コメント
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