3月13日に米音楽プロデューサーのトミー・リピューマが亡くなった。
リピューマと言えばワーナーブラザースで70年代に手掛けた、フュージョン系アルハ゛ムだ。変わった所でYMOの米進出を手掛けたのもリピューマだ。
中でも代表的な仕事がジョージ・ベンソンが76年に発売した「ブリージン」だ。
ジョージ・ベンソンの歌とギターをメインに、ハーヴィー・メイソン、ホルヘ・ダルト、ロニー・フォスター、ラルフ・マクドナルド、スタンリー・バンクス、フィル・アップチャーチら当時腕利きのミュージシャンのリズム隊に加え、ジョビンやジルベルトのオーケストラアレンジで知られるクラウス・オガーマンが奏でる流麗なストリングスアレンジを融合させたのだ。
そんな歴史的な名盤なのだが、私も所有するCDを聞こうと探したが見つからず、仕方がなくAmazonのデジタル配信版を聞いた。
いつも聞いてきたお馴染みの6曲が終わり止めようとしたら、まだ続きがあった。
7曲目にShark Bite (Remastered Version)
8曲目にDown Here On The Ground
が収録されていた。
7曲目は、詳細は不明であるが、多分同じレコーディングメンバーにクラウス・オガーマンの編曲が加わった曲だ。
8曲目は、その後、このレコーディングメンバーで演奏したライブ盤「メローなロスの週末」の中でも演奏している曲のスタジオ版だ。
素晴らしいオマケのついたデジタル配信版だ。CDを持っている方もこのボーナストラックは必聴だ。