(読了3分)エジプトの通貨危機のお話。
エジプトは食糧自給率が46%で
主食の小麦の8割をウクライナとロシアからの輸入に頼っていました。
「食料なんていつでも輸入できるから、作るだけ無駄w」
などという意見がネットにあったのですが、
戦争の影響でエジプトの国民のパンの値段が2倍に。
さらに、フーシ派の紅海封鎖によって
スエズ運河の収入も激減し、
通貨切り下げ35%に追い込まれたそうです。
さらに1.3倍ですね。
Yotube動画【エジプト】通貨が35%暴落!通過切り下げ!危機的状況にあるエジプト経済について解説!
・インフレ+35%
・主力企業を外資に売却
今は飽食の時代で食べ物が軽視されていますが、
これから円安が酷くなった場合に、
コストプッシュインフレになると厳しいことに。
お米があるから大丈夫と思っていても、
すでに家畜の飼料の大半は輸入に頼っています。
トランプ大統領のような自国ファーストの指導者が
生産国に増えていけば、
日本は足下を見られ、
高値で飼料を買うしかなくなったり、
国産牛や国産豚を食べられなくなる日もあるかもしれません。
その時はニワトリを育てれば良いとビルゲイツが言っています。
理由はいくつかありますが、
成長速度
鶏は6ヶ月 < 豚8ヶ月 < 牛は15ヶ月
育てるのに必要な
エサの量
ニワトリ1羽 2.2kg < 豚1頭 750kg < 牛1頭 5トン
こういうのは知識がものを言うので、
学者や研究者や頭の良い人は大切にしたいです。
しかし、経済が混乱したり困窮すると、
研究や学費がおろそかになりがち。
日本の公教育の支出順位は……
OECDで下から5番目
これからは
自分で学ぼうという意欲を持たないと、
日本は相当厳しい予感。
まぁ、意欲さえあれば、無料でもある程度の基礎知識は手に入るんですが。
以上です!