イギリスゆめだより

日本の外に出ることは自分自身を見つめ直すこと

スイスのゆめ

2008-03-02 15:33:44 | スイス
昨年の夏に3年越しの新婚旅行ということで、スイスを訪れた(詳しくはこれまでのスイスゆめ紀行を!)。いくつも印象に残るシーンはあったのだが、終盤に2泊したレマン湖畔のB&Bが最高だった。場所はモントルーから、ロシェドゥネイ行きの登山列車で一駅。GLIONという駅で降りて徒歩3分のところにあるB&B。眺めはもちろん最高だったが、ガーデンに面した地下1Fのフロアを貸し切ることができる上、同じフロアのキッチンも使い放題だった。目の前のイングリッシュガーデンには庭好きの妻も大変満足していた。ときおり前を通る登山列車と、庭に遊びに来る近所の猫、そして夏のヨーロッパの長い夜ののんびり過ごせたこと・・・まさに「ゆめ」そのものだ。こういうところでのんびり暮らしたいなあと思った。
またスイスに来たときにはぜひおじゃまします!とB&Bのオーナーに告げて、名残惜しみながら帰国したのであった・・・

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スイス夢紀行4

2007-10-28 11:26:56 | スイス
 さて、ひさびさのブログ更新となってしまったが、スイス夢紀行4はスイス中央部の白濁色の湖が美しい、我がお気に入りの場所ブリエンツ。5年前にも1度訪れたことがあり、今回は妻と2人での訪問となった。ここには3泊する予定で、滞在中には妻が大好きなシャーロックホームズが一度死んだ場所、マイリンゲンにあるライヘンバックの滝への訪問(マイリンゲンにはホテルから借りた自転車に乗り、列車を使ってやってきた!)や TOP OF EUROPE ユングフラウヨッホへの登山列車の旅などを楽しんだ。
 で、ブリエンツにつきホテルにチェックインした我々は、食料を仕入れるために湖畔を歩いて、駅前のCOOPで買い物をした。しばらく高級レストランでの食事が続いていたので、たまには質素に・・・ということで。ヨーロッパの夏は長い。仕入れた食料を、湖畔を見渡す部屋のテラスに並べて、聞こえてくる音といえば、時々走る列車の音くらいという静かな雰囲気の中で、のんびりと夕食を食べたのであった。
 ところで、このブログを書いている私。現在フィンランドのヘルシンキにいる。今年は夏に休暇が取れ、この時期にも10年に一度!の特別休暇を使って、ひとり寂しく北欧への旅を敢行したのだ。ヨーロッパは今日から冬時間。時差ぼけの影響で3時に目が覚めて、これを書いている。つづきは後ほど!

スイスゆめ紀行3 ~チューリッヒを出発!~

2007-08-26 10:43:40 | スイス
スイスにきて3日目。2泊したチューリッヒを離れることになった。向かうは中部のブリエンツ。その前にルツェルンに立ち寄ることにした。チューリッヒから列車で40分。ルツェルンの街はまさに観光シーズン。重いスーツケースを駅に預け(7フラン)、街に繰り出すことにした。まずは人が集う、ロイス川にかかるカペル橋。ここに来るのは3回目になると思うが、その古い中にも重々しい雰囲気が漂う、しかし人を寄せ付ける橋をバックに記念写真をとる。橋の途中途中に花が飾ってあり、かわいらしい印象を受けた。そこを渡り、次に向かうはライオンの像が眠る、ライオン公園。妻が見たいというもので行ってみたが、予想以上に大きな像であった。この像に込められている思いはあえてここでは触れないことにする。近くの氷河公園にもちょっと立ち寄り(スイスパスのおかげで無料!)、昼食をとることにした。すぐ近くの OLD SWISS HOUSE という由緒あるレストランに入る。妻はルツェルン湖でとれた魚を、私は目の前で調理してくれた、○○○というスイスの名物料理(?)をいただいた。そして少しアルコールも・・・(○○○は名前を忘れただけ!)以前にも書いたように物価の高いスイス。これだけでざっと1万円を超してしまったが、非常に雰囲気のよい店、調理の披露もあり大変有意義なひとときだった。腹がふくれた二人は、ルツェルンを離れ、この日の目的地ブリエンツに向かうこととなり、列車に乗り込んだのである。(つづく)

スイスゆめ紀行3 ~チューリッヒにて~

2007-08-24 22:30:29 | スイス
スイスに到着して最初の朝。ホテルで朝食をとる。ひさびさのクロワッサンを始め、パンを中心とした朝食。バターを塗ったり、チーズやハムを挟んでサンドウィッチを作ったりして食べた・コーヒーも2杯たっぷり甘くして飲んだ。13年前に初めてフランスに行った最初の朝に、ホテルで食べたのと同じような朝食で、その似たような味の感覚から、あの当時のことを少し思い出していた。この日のチューリッヒもやや天気が悪く、肌寒い朝であったが、妻共々長袖をきて、街に繰り出した。チューリッヒの街はそれほど広くなく中心部は歩いて十分回ることができる。ショッピングがてら街をぶらつくことにした。さっそく妻はチョコレート屋を見つけると、写真を撮り始めると同時に、中に進入!おいしそうなチョコレートを何個か買っていた。スイスと言えばやはりチョコレートですね。昼食は市内のガイドブックに載っていたレストラン。レシュティというジャガイモの料理で有名らしい。妻はそれを注文した。私は無難にカレーだった。(今思うとわざわざスイスでカレー?という感じだが、私自身は食べ物は特に気にしない・・・)スイスはやはり物価が高く、それだけなのに4000円近く払うこととなってしまった。さすがスイス!午後はチューリッヒ湖のクルーズ船に乗ってのんびり過ごした後、教会や大聖堂など、チューリッヒの街をメルヘンチックに飾っている歴史的な建造物を見学しながら、有意義なひとときを過ごしたのであった。(つづく)

スイスゆめ紀行2 ~スイス到着~

2007-08-23 01:04:04 | スイス

というわけで、8月8日、関西空港から11:10発のKLMアムステルダム行きの飛行機に乗り込んだのである。アムステルダムを経由してチューリッヒ空港に到着したのがその日の夕方。空港で8日間有効のスイスパスにはんこを押してもらって、列車で市内へ。久しぶりのスイス国鉄は快適。しかも1等車に乗ることができるので、さらに快適である。およそ15分でチューリッヒ中央駅に到着。その日のチューリッヒは雨模様で、肌寒い天候だったが、ホテルは駅からすぐのところに予約しておいたので、すぐにゆっくりすることができた。チューリッヒの市内はそれほど大きくなく、街をトラムが走っている中世の名残を色濃く残すロマンチックな街。リマト川が市内の中心を流れる。時間は夕刻の9時になろうとしていたが。まだやや明るさが残る。ホテルの隣にあるスターバックスで簡単な食べ物を買ってこの日の夕食にすることにした。中華料理屋同様、スタバも世界中どこにでもあるものである。このホテルにとりあえず2泊して市内を観光することにした。(つづく)

 


スイスゆめ紀行1

2007-08-19 21:16:52 | スイス
今年の夏は久々に10日ほどの休みを取ることができた。10日も休めれば、することはただ一つ・・・海外旅行。今回は妻との初めてのヨーロッパ旅行!私にとっては5年ぶり?回目のヨーロッパ。結構ヨーロッパには行っているので回数は不明。今回はその中でもスイスを訪問した。私としてはたぶん4回目のスイス。今回は妻に見せたいところ、妻が行きたいところを中心に8泊9日の計画。3泊がチューリッヒ。3泊がブリエンツ。そして2泊がモントルーである。8月8日夜、アムステルダムを経由して、チューリッヒに到着。天候は雨。寒い。ヨーロッパの夏は天候が変わりやすく、雨が降ると寒く、好天に恵まれると非常にあつい。ホテルはチューリッヒ中央駅のすぐそば、リマト川のほとりにある小さなホテルを予約しておいた。日頃の仕事のストレスを発散し、人間として今後いかに生きるかを見いだすことができる「旅」。「旅」はときに我々の価値観さえ大きく変えてくれる。今回の旅行も私たちに大きな影響を与えてくれた。本日からしばらくはこのスイス旅行について、不定期に書き綴っていく。

スイスでの過ごし方

2005-06-19 12:17:59 | スイス
スイスで何か他にすることがあるだろうか?僕はいつも、湖や美しい山々、そしてのんびりとした人々を見ながら時間を過ごすだけだ。それがスイスを最も満喫できる方法ではないだろうか?冬のスイスを訪れることが多く、真っ白な風景がスイスの顔だと思っていたが、夏に見せる緑色を基調とした鮮やかな自然の色こそ、スイスが私たちに与えてくれる最も relieving な表情ではないだろうか。
今すぐにでも、じめじめする最悪の日本の夏を避けて、さわやかなスイスに行きたい!(のだが・・・)

ブリエンツの眺め

2005-06-15 21:53:41 | スイス
 スイス中部にあるブリエンツ湖を初めて訪れたのは3年前の夏。当時英国に留学していた私は、3週間の夏休み中にフランスとスイスを訪れたのである。以前から行き当たりばったりの旅が好きである。宿も予約せず、行き先も思いつくがままに旅行していた。休みも終盤に差し掛かったとき、私はフランス南東部のブリアンソンを後にして、スイスへと入った。それまでにもスイスは何度か訪れたことがあったが、夏に訪れるのは初めてであった。ゴールデンパスルートを通り、やってきたのはブリエンツ。そこにある湖は白濁色で、おだやかで温かい印象を受けた。山と湖の国、スイス。その中でも私は、このブリエンツが好きだ。ここで3泊することにした。
 いまでも疲れたときにこのブリエンツ湖の風景を思い起こすと心が救われる気持ちがする。