5時過ぎに手続きを終えて空港を出る。
気持ちよい青空が広がっています～
ホテルのあるLower Manhattanまで行ってくれるバス使う予定だったのだけど、この時間帯はラッシュアワーにかかりそうな上に、ホテルまではバスを降りても1キロぐらいの距離があるので、そこからタクシーを拾う…という手もあるんだけど～（その方が安いんだけど）
それでは、今夜のショーが観られるかどうか…微妙になってくるのです。開演に間に合わないってことはないでしょうが、それではTKTSに寄ってる時間がなくなって、直接劇場の窓口に直行しなければならなくない。しかし、それでは「半額」にはならない…
以前にNewarkに降り立った時はバスに乗ったんだけど、あの時はバス停に近いホテルだったから。（でも、チェックインに時間がかかってギリギリ。結局、劇場窓口になってしまった！もうあのホテルはこりごりだ～！あの「グレン・ミラー物語」に出てくる、あそこですよ！）
で、私は、そんなら…タクシーに乗るのも変わらないじゃん！と意を決してタクシーの配車の方に向かいました。
NewarkはNY州ではないので、NY名物のyellow cabを利用することが出来ず不便だと言われたこともありましたが、（JFKからManhattanまでは固定料金が設定されている）今はNewarkからもAirport ServiceのタクシーがあってManhattanのホテルまで届けてくれます。配車係の人が行き先と乗車人数、荷物の量から料金を算出し、そのレシートを持って乗り込むことになります。もちろん、少しばかりの心づけはプラスしますが、悪質な業者に引っかかって法外な料金を取られることはありません。こうやって、だんだんNew Yorkは安心できる街になってきています。
ちなみに、New Jersey州、NewarkはJason Alexanderの出身地なんです。「こういう所なのか～」なんて思いながら通り過ぎますが…ま、私には、空港以外何にもないような所ですがね（笑）
さて、美都さまもご自分のところで書いていらっしゃいましたが、タクシーはドライバーと「何か」話をして間を持たせなきゃいけないのがめんどい。それでも、いろいろ話をしていると（Lower Manhattanでのステイは初めてだから楽しみだとか…）、彼は「どれくらいの長さの｛仕事｝なの？」と尋ねるのですよ。東洋系のおばさんのChina Townのステイと聞けば、やはり仕事に来たと思われるんでしょう。「いえ、休暇で来たんです。時々NYに来て、たくさんのショーを観るのが楽しみなんです」というと意外な顔をされました。NYに「楽しみ」があってやってくるような年齢でもないと思われたか…ていうか、私の年齢の女性旅行者なら、一人で空港からタクシーに乗ることはないかも…だから、意外に思われたのかもしれません。
ま、これまでは、さりげなくSEINFELDの話題を出すと和んだりしたんですが、今回はKramerがあんなことをやらかしてくれたので難しいかなという予感はありました。今回も、アフリカ系のドライバーさんだったので、SEINFELDの話は避けました。ホントにとんでもないことをしてくれたもんです。
そういえば、これは数日前の朝日新聞の記事なのですが、NY市では個的な場所でのn-wordの使用は禁止するという「条例」を作ったのだそうです。実際、ラップ、ヒップポップなどの歌詞では結構使われているし、黒人の若者たちもそういう自虐的な言葉を使うのがクールだと感じる向きもあるそうで…公民権運動を経験している親や祖父母の世代からの抗議も少なくなかったと聞きます。それも全部含めて「昨年末、著名なコメディアンがこの言葉を使って問題になったのをきっかけに（朝日新聞の記事の文）」条例ができたとのこと。
さて、今回のホテルはChina TownとLittle Italyの間ぐらいの小規模なホテルです。（トップの写真…付近（笑）ホテルの建物そのものではありません。）
Grand Street駅のすぐ近くだから、劇場街までは10分ぐらいで行きます。
ただ、車両が「美しい」ので有名なBラインとDラインですが…。反対方向はBrooklynのProspect Parkに行くので場所的にはいいかと。
中国系の多い地区で、漢字の看板ばかり…。英語を話してる人が殆どいません。アジア訛りの英語が大手を振って歩いているのがうれしいじゃありませんか。食べ物の調達にも不自由しませんし。部屋も小ぎれいで、窓からは公園の向こうにLower Manhattanの佇まいが見えます。
こうやって、だんだんMid Townから離れていきたいと思ってますよ（まだまだ来るつもりでっせ～！）
