Georgeが利用している駐車場、Jiffy Parkは非常に値段も安く、オリジナルTシャツがもらえるなど、サービスもいい。で、Kramerもそこに預けることにしたのですが…
ところが、利用しているうちに、ちょっと「謎」めいたことの多い駐車場であることが明らかになってきます。まず、車の中に忘れ物をして取りに行っても、自分の車がないことがある。自分が停めたのとは違う駐車スペースに止められていることがある…。また、何とも怪しげな女性たちがたむろしている。
そして、Georgeは自分の車の中に「あるもの」が落ちているのを発見します!どうも…あの駐車場、Jiffy parkでは組織ぐるみの売○が行われているらしい。車が「その現場」として使われている疑いが濃くなってきました。
そこで、Georgeは駐車場で起きていることの真相を突き止めようと、そこにいた女性に渡すものを渡して情報を聞き出そうとします…。ところが、その現場に現れた婚約者のSusanに「お金を渡してる現場」を見られてしまうのです。んんー、ちょっとこれは…
家に戻るとSusanは怒りを隠せないという表情…
SUSAN: ..So you're telling me the truth?
(じゃあ、それが真実なの?)
GEORGE: Of Course I'm telling the truth.
(もちろんさ、これが真実だ。)
SUSAN: Because I have to be able to trust you... If I can't trust you then there's no way that this can work.
(私はあなたを信頼しなきゃいけないのよ。だってね、もしあなたが信用できないとしたら、この婚約はうまくいくわけがないわ!)
さて、このシーズンはSusanとGeorgeの婚約で幕を開けるのですが、婚約成立数分後で、もうGeorgeは後悔しまくり…。その後は、あの手この手で結婚を延ばそうとするやら、執拗に彼女に突っかかるやら~。今回のことも、本当は二人の関係の危機なんだけど、これで婚約解消になればGeorgeにとっては思わぬ「有難い結果」をもたらすに違いない。
思わず、声も弾むGeorge…
GEORGE: Really!(ホント!)
SUSAN: Yeah.(ええ…)
GEORGE: Well then...then you really have something to think about because.....you know if there's any doubt in your mind ....and.. and,, it doesn't even have to be a big doubt, you know even a tiny doubt, a DOT of a doubt.. and.....
(じゃあ、さ…つまり、君は思うところがあるってことだね…だって、心の中にいかなる疑いがあるとしても、そして、それが大きな疑いじゃなかったとしても…例え小さなものであっても…「点」ぐらいのものだとしてもさ…)
SUSAN: There's no doubt.
(疑いはないわ!)
キッパリ~♪
GEORGE: Because if there's any doubt at all I...I feel we should cultivate it.
(だって、何らかの疑いがあるんだとしたら、それは追求した方がいいと思うよ。)
SUSAN: Cultivate it?
(追及ですって?)
GEORGE: Yes, you know. Deal with it .We have to deal with the doubt, Susan The DOUBT!! Must be dealt with.
(ああ。それを処理しなきゃ。僕たちは疑いを処理しなきゃいけないんだよ、Susan。疑いがあるんだろ?それはきちんと処理されるべきなんだ!)
SUSAN: I have no doubt George. Do you?
(私は少しも疑ってなんかいないわ。そうでしょ、George?)
GEORGE: ...Nooooooooooo...
(ああ…その~、もちろんだよ…)
やっぱりダメだ~
Georgeの言うwe should cultivate it.のcultivateを「追及する」と訳しましたが、「洗練されたものにするために磨き上げる」というような意味も含んでいて、少なくとも、まずいことを追求するのには使わないと思います。(cultureという言葉もcultivateから来ているよう)SusanがCultivate it?と聞き返しているのも頷けますし、何よりも、こういう表現を持ち出すGeorgeの深層心理が何ともはや…って感じです。
しかし、毎度毎度、Susanを演じるHeidi Swedbergの、問答無用の突き抜けた演技も上手いですよ。時として、GeorgeのJason Alexanderを食っていますからね。この二人のおかしなやりとりも、こうやって「結末」へと突き進むことになります。
さて、この駐車場ですが、やはり大がかりな○春行為が行われている駐車場だったのです。Kramerが現場を押さえるのですが、
↓その時こういう格好をしていたばかりに
張り込んでいた警官に取り押さえられてしまうんです。
こういう格好をすることになったいきさつはこちらに…
Kramerは必死になって〝I'M NOT A PIMP!!!″と叫んでいるんですが…信用してもらうのは無理っぽいですよ、これじゃ。
Pimpとは、俗にいう「ポン引き」のこと。
最新の画像もっと見る
最近の「SEINFELD」カテゴリーもっと見る
最近の記事
カテゴリー
- JERSEY BOYS (舞台ミュージカル)(127)
- JERSEY BOYS(映画)(43)
- JERSEY BOYS(来日公演)(9)
- JERSEY BOYS(日本版)(18)
- JERSEY BOYS(音楽関連)(30)
- Jerry Seinfeld(36)
- SEINFELD Cast(22)
- BEE MOVIE(40)
- CUTMAN(27)
- Theatre(118)
- Books(33)
- Music(84)
- Movies(111)
- THE PRODUCERS(20)
- CURB YOUR ENTHUSIASM(6)
- New York(49)
- HAIRSPRAY(33)
- SEINFELD(139)
- English(1)
- Unclassified(84)
バックナンバー
人気記事