ここ数日、それどころじゃありませんでした(何やってんだか…)
JERSEY BOYSブロードウェイ・キャスト、9月から新しくなるようです。
【追記ここに訂正記事があります】
まず(深呼吸)
分かっている事実を述べましょう～
メインのフランキーは、1月までシカゴにいた、ドミニク・スカグリオーネ・ジュニアになります。マチネのフランキーは、これまでメインだった、ジャロッド・スペクターが務めます。
…ということは、コーリー・グラントはキャストから抜けるようです。しかし、ここは正式にアナウンスされていないので（しかし、抜けるのは確実だと思うのですが）彼あてに書いた手紙をいつ投函すべきか、迷っているところです（オーガスト・ウィルソン劇場に出入りしているうちじゃないと、捕まらない人だと思うし）
ま、その話はまたあとで～
まず、メインとなるドミニクですが、彼は「本物のジャージー・ボーイ」です。つまり、ニュー・ジャージー出身のイタリア系。
私は、この人では観ていないのですが、正直言うと、彼自身よりも、彼の「親衛隊」の意図的なネット書き込みやら、そういうもののイメージが強くて、あんまり良い印象はない（？）いや、これは本人には関係のないことなのですがね(…と、信じたい）
ドミニクの映像は幾つかあるのですが、私にとっては、彼のパフォーマンスは「あまりに大味」な感じがします。この人は、もともとソウル・ミュージックなどを歌っていたので、それなりに声にはインパクトがあるのですが、（フォー・シーズンズのような）ポップスとしては声が重たすぎるのに加えて、歌い方がアバウト。ポップスの歌唱というのは、何だかんだ言っても、丁寧で、歌唱の基本に忠実なものではないでしょうか？それと、彼の場合、致命的な音程の悪さ…そんなこんなで、私的には、ポイント高くないですね。
ただ（ここからが大事）それでも、こんなドミニクの「大味さ」というのは、アメリカ人にとっては、なんてパワフル！なんてエモーショナル！…みたいな、肯定的に受け止められる要素になり得るんでしょうね。なんか、あちらの皆様の反応を見ていると、そんな気がします。
演技は、何せ観ていないので(笑)何とも言えません。しかし、舞台映えは良さそうです。彼は他のフランキーたちのような「可愛い系」とは違って、大人の男性としての魅力がある一方で、母性本能をくすぐるような甘い雰囲気もあるし、非常にセクシーですよね。女性受けするタイプだと思います。（でも、私は可愛いほうが好きだ！）（はいはい）
ま…実際に観てもいないのに（しかし、しっかりfacebookストーカーをやっていた）勝手にいろいろ紹介してみました。ドミニクのこと…
で、ジャロッド…
本当は、スッキリと「卒業」したかったのではないかな～今後は、JBと並行して、ソロ・コンサートなどもやっていくようです。どういう経緯でこうなったのかはわかりませんが、とにかくこの2年ぐらいは、新しいフランキー役が出ていないのですよね…後継者不足な面については、ちょっと気になっていました。
5歳のジャロッド
なんとまぁ～、また会いたいわ!!
そして、コーリーですけどね～
ハッキリ申しましょう、コーリーが抜けると分かった途端に、私の中で、なにかが「プチン！」と切れました。
もうちょっと具体的に申しますと、ここでも、Jersey Boysが「いかに演劇作品として優れているか」、テネシー・ウィリアムズやらシェイクスピアまで引っ張り出して（まぁ、ちょっとアレでしたけどね…苦笑）あれこれ御託を並べとりましたが、そして「JBは単なるジュークボックス・ミュージカルではない」「どうせジュークボックスものでしょ的な思い込みは捨てて、観てほしい」などなど、けっこう「必死」でありましたが(笑)…ところが、もう、BWが「歌系」二人になると分かった時点で(それも、メインは、ハンバーガー/ホットドッグのような大味系）ど～でもよくなりました！
OBCのジョン・ロイド・ヤング⇒コーリー・グラントと続いた「演技系フランキー」の系譜が途絶えるのが残念でなりません！
Cory, I wouldn’t be such a huge Jersey Boys fan without you!
つづく（別に続けんでもいいかもしれんけどね）
