昨晩(2月18日)、通算8回目(今年度2回目)の環境教育基礎講座を開催しました。今年度は年度テーマを「地域における環境教育」とし、回単位で小テーマを設定しています。
今回の小テーマを「都市部での環境教育」としたのは、人や経済が集中する都市部での環境教育は、今の社会において重要な意味を持つから。都市部での環境教育はどのように実践されているのか?どんな可能性を持つのか?講師からの話題提供と参加型情報交換で探りました。
冒頭に主催者として、立教大学/立教大学ESD研究所の阿部先生(増田の師匠でもあります)より挨拶。都市部は人と情報が集まっている。このことを活かした環境教育ができるはず、との話がありました。
次に、公益財団法人日本野鳥の会の萩原洋平さんに話題提供いただきました。会としての取組み、都市部での環境教育の事例やポイントをうかがいました。野鳥が自然の変化の指標となっていることや市民参加型の調査のお話もあり、後者はまさしく環境教育だと感じたのでした。
話題提供のお2人目は、大日本印刷株式会社の鈴木由香さん。「未来のあたりまえをつくる」というコンセプトに基づいた市ヶ谷の杜の取組みや各地の工場や事業所を拠点とした環境教育の事例をうかがいました。企業間連携や地域住民との対話を重視しているというお話が印象的でした。
その後は、えんたくんを使っての参加型情報交換。ここまでの感想や「都市部での環境教育をより充実させていくには?」というお題で交流をしました。
「集中する人と情報」「身近な自然」「市民参加」「体験から学びへ」「対話」「企業間連携」など、都市部にも地方にも重要なキーワードが浮かび上がりました。自然豊かと言われる地方に住む者として、改めて都市部での環境教育の重要性や可能性を感じた講座でした。
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