ますやんの八ヶ岳インタープリターだより

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実施報告:立教大学ESD研究所×キープ協会の環境教育基礎講座「第10回 幼児期における環境教育」

2017年02月05日 | 環境教育

4年度目を迎えた立教大学ESD研究所×キープ協会の環境教育基礎講座、今年度は2月に2回開催となっています。
今年度1回目、通算10回目となる今回のテーマは「幼児期における環境教育」。僕自身、地元北杜市での幼児環境教育事業を担当したり、日本環境教育学会での「幼児期における環境教育プロジェクト研究会」を担当したりとこの分野に関わる機会が増えています。それら活動を通して、幼児期における環境教育の重要性を実感しており、ぜひこのテーマで環境教育基礎講座を行おうと考えていました。



初めに話題提供をいただいたのは、朝霞どろんこ保育園の築地俊さん。保育園での取組みを具体的なエピソードや園児の言葉を通して、紹介いただきました。「体験から経験へ」「園児が大人を信じている」などの印象的な言葉をいただきました。保育の現場にいらっしゃるからこその、説得力あるお話でした。



次に話題提供いただいたのは、みどり環境共育事務所たのかんさあの神田浩行さん。幼稚園や保育園の環境教育を外部から支える方で、上記学会研究会のメンバーであり、共に環境教育に取組む仲間でもあります。幼児期における環境教育をどのうおうに捉えるか?どのように現場に理解してもらうか?など、重要な投げかけをいただきました。



お2人からの話題提供の後は、えんたくんを使っての全員参加の意見交換(小グループでの意見交換)。各グループ共に熱い話が繰り広げられました。最後は話題提供でのキーワードや受講者それぞれの取組みや考えに基づくキーワードが紹介されました。



今回の講座、当該分野への関心の表れか、多様なお立場の方々にご参加いただきました。まだまだ掘り下げたいテーマです。いつか、続編を開催できればと思います。講師のお2人、ご参加いただいた皆さん、どうもありがとうございました。


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