図458 握手
オオサンショウウオは、さきの台風による鴨川増水でかなり上流から流されてきたと思います。けさは、土手を歩いていると、体長が一メートルほどの巨大なオオサンショウウオに出会いました。土手の石垣を降りて河原に出て、浅瀬をまたいで会いに行きました。人の赤ん坊よりすこし大きいです。せっかくの出会いなので、握手をしてみようと足に触ると、引っ込めて、こちらをにらみました。その時に右手で前足を握ってやりました。赤ん坊のてのひらと、ほとんど同じ大きさです。指は4本あるようにみえます、指のあいだに水かきのヒレがついているところがちがいます。手のひらの内側は子猫の手を触ったような感じで堅めの肉球がありました。3個ついてるようにおもいます。目は黒目ではなくて、白内障のような感じで、小さいですが、しっかりこちらをにらんでいます。こんな浅瀬では、危険だからと押し出すと、やがて急流にのって深みに沈んで行きました。こんな市中まで下ると環境が悪いから、生きていけるか心配です。