スタットレスタイヤを持っていないビビりの僕は
気温が上がり路面凍結の心配のない日曜日に
天使山地にボッチ試走に行ってきました。
今回の試走計画では
田貫湖に車を止めて天使山地を縦走し本栖湖へ向かいます。
本栖湖へは今回から端足峠を越え本栖湖畔に降ります。
湖畔から佛峠へ登り返し中之倉山を縦走し
パノラマ台と烏帽子岳を通過し本栖湖に下山します。
本栖湖からは14:50のバスで田貫湖方面に下り
車をピックする計画です。
ビビりのボクの今回の思考
・距離はおおよそ45Kで獲得硬度は多分3500mくらい。
・バスが14:50なので余裕をみて14:30には下山したい。
・本当にバスあるかな?
(コロナ始まった頃はかなり減便していた記憶が残っている。)
・必要な時間を10時間、安全を見れば12時間くらいか…?
・出発時間は2:30~4:30
・未明の出発で怖い・・・ 眠い。。。 ⇒いやだな~
こんな思考でいやいやなんとかAM4時に走り出したボク
やっぱり怖い。。。
富士山見えるか確認するために止まってみる。
山の中から変な音がする。
やっぱり怖い。。。
こんなんを繰り返し少しづつ前に進む。
AM5時くらいから次第に明るくなり
待望の富士山も見えはじめテンションが上がる。
おー やはり富士山はきれいだ! と感動する。
時間が経過しボクの標高も上がり、空も明るくなる。
富士山を見てはテンションが上がる。
おー やはり富士山はきれいだ! と再び感動する。
こんな事を繰り返し天使山地を抜ける。
問題はここからだ
朝、行きたくない病でぐずぐずしていたボクは
バスの時間を気にしていた。
本栖湖西側の佛峠や中之倉山を縦走しバスに間に合うのか?
最悪はこの縦走をあきらめるしかない。
しかし3時間前の11:30に佛峠を登り始めれば
間に合うのではないかとターゲットを絞り先を目指した。
端足峠入り口で少し道をロストしたが多少の時間ロスですみ登り始めた。
硬度を上げ山頂付近になると残雪があった。
残雪トレランは初体験だったので少しテンション上がり
写真を撮るほどの余裕もあった。
しかし、山頂に近づくに従い残雪量が増え10Cmくらいである。
人が通った足跡をたどりながら進む。
風が非常に強く体感温度も下がってきた。
山頂を超え本栖湖側の北側斜面に入った山道はアイスバーン化していた。
降り道で足を踏み出すと滑る。。。
とにかく滑る。。。。。
ヤバイ。 グリップしない。
ストック持っていない。 ヤバイ。
何百メートルかくだらなければならないが降れるのか?
とにかくトレランシューズのソールを雪に蹴り付け一歩毎グリップさせながら
なんとか下山した。
周囲の山を見渡しても白銀の世界。
次の山に入ったらヤバイとの判断で断念。
残念ながらトレイルは終了しロードでバス停に向かう。
下山に時間を取られたがバスの時間まで十分である。
バス停で時刻表を確認
ヤバイ。。。
14:50のバスが運休中。。。
次のバスは18:50
この時点で13時前
あー どうしよう。。。
グーグルマップで田貫湖までの距離を調べる。
「17K」
走るか。。。
こんなボッチ試走でした。