さてこのクソ忙しいのに gooブログさまときたらゴキゲンななめで 写真投稿がなかなか進まず イライラするわあ(中森明菜風に)
先日赤ひげに飲みに行った… ちがう!!! ありがたい天啓を頼りにミナトマチKOBE八社詣をした時のBlogを Updateしました 写真もばっちりです!!!(社殿の写真ばっかりですが)
さて本日は忘れられない味 モウ食べる事が出来ない味の想い出を 紐解いてみたい
ミナトマチKOBEの王道グルメと言えば 老舗の洋食でもフレンチでもなく きゃわいいカフェでもなく ホルモン焼とか立飲みとか場末の店ばかり出てくる ボクの脳内ファイルなんだが 忘れられない店がある
JR元町駅西側改札を出て すぐ東に高架下を辿った処にある 『丸玉食堂』である
妻の親父さんは 神戸生まれの神戸育ち 生粋のこべっこであるが この店の話をすると『あそこまだやっとん??? 戦後の闇市くらいからやっとんで ほ~懐かしいなぁ』と言う程の ミナトマチKOBEホールオブフェイムである
台湾料理を初めて食べたのは恐らくこの店だが その後 台湾料理を方々で食べるようになって 丸玉を台湾でくくるのはおかしいナと思うようになった 丸玉は丸玉であり 個性の塊のようなお店である
兎に角世話になった 遠方から誰か来るとまず連れて行ってビールを飲ませたし ガッチリした背もたれの緑のシートに深々と腰かけて豚足をすするのが氣分だ
愛想のないホールのオバチャン(特に子ども連れにきびしい)も 美味しくない麦茶も 絶対誰も座らない入ってスグの『予約席』も懐かしい
何を食べてもウマい 腹が減っていたら 汁そばかローメンでも食べればよい 此処の麺はオリジナルで沖縄そばの其れに近いフィーリングがある 目の前でぐらぐらに立っている臓物の塊からスープが供される
この店のハードルの高さを思わせるエピソード
まずボクが通い始めた頃には メニュウと言うものがなかった ないったらない 近所で食べている人の皿を指さして『あれください』と言うしかない いくらか値段もわからないけど 何を食べてもウマくて安かった
最初はローメンや肉めしを食べていたけど オーダーの幅を広げていくと この店のオルタネイティヴ感に浸ることができる 真ん丸なフォルムが芸術的なイカ団子 直球なネーミングの胃袋スープ タイル張りの内装に風呂屋みたいなトイレの男女別暖簾もたまらない そして姿見が警視庁からの贈品であることをボクは知っている
此処で料理を食べていると ウォン・カーアイの香港ノワール映画に出てくるような 俳優になった氣分にさせてくれたものだ(当社比) 後半にはとてもステキで丁寧なメニュウが出来た
驚くことはまだまだあって これはボクの人生の中でTop3に入るビビリバビリブーだったのだが 43歳で保育専門ガッコに入学した 周囲は18歳のヤングネーチャンばかり 同じクラスでグループワークで仲良くなった子たちと飲み会なんかをして最後に 『わたしの両親が店やってくるから来てください』といわれて連れていかれたのが 丸玉食堂だった
ひっくりかえりそうになった
そしてさらにタメ年のご主人は 元ラガーマンで ボクの従弟(同じくラグビーフリーク)の大学の 一歳年上のパイセンだったという驚愕の事実が發覚 どんだけ世間狭いねんっちゅうねん
そんな家族のような台湾料理店も 惜しくも高架下の再開發で閉店してしまった 今はあの時の味を思い出しながら 想い出だけ食べて生きるほかない ありがとう丸玉食堂フォーエバー
本日の練習:RUN ROAD 7㎞
本日のうた:『GHETTO FUNK』 JAMES BROWN
コメント一覧
最近の「Life」カテゴリーもっと見る
最近の記事
カテゴリー
バックナンバー
人気記事