4月2日 小雨
4:00
ホテルからバスに乗り
登山口に向かいました
5:30
荒川登山口着
まだ、暗かったです

ここで、宿で作ってもらった
朝ごはんを食べました。
登山の緊張と早朝にて
食欲ないけど、食べないと
登山の力が出ないので、
頑張って、おにぎり一個食べた

5:50
荒川登山口から、標高600m
いよいよ出発!
まだ薄暗かった
いきなり、ディズニーランドみたいな
岩のトンネル!

こんな川にかかった橋を

何度か渡りました

山から流れてくる清流の
景色が素敵なんですが

手すりのないこんな橋を
渡っているので
景色を眺めるのも緊張します
マムシ草のお出迎え
6:40
小杉谷集落跡
出発時小雨が降っていたので
着ていたレインウエアを脱ぎます

小杉谷は大正時代から昭和にかけて
行われた杉の伐採で栄えた集落です。
最盛期には133世帯が暮らし
商店や理髪店もあったそうです。

小杉谷集落、学校の門跡
小学校、中学校もありました
こだまのお出迎え・・・
本物のこだまがいる気がした
このあたりの杉は、
全て伐採されてしまい
この画像の杉は、
植えられて50年くらいとの事
7:20
片道12キロの行程で2箇所トイレが
あるうちの1箇所!
バイオトイレ!

7:25
三代杉
1代目が倒木
2代目が伐採
今は樹齢500年の3代目が生育
1代目のスギは、
ほぼ空洞になってます。すごい!
3代目も500年よ 500年!

こんなトロッコ道を約8キロ
ひたすら、ひたすら歩きます
高低差は300メートル位なので
緩く登っています
トロッコがUターンするエリア
がありました
8:10
仁王杉 阿形 (あぎょう)

仁王杉 吽形
(うんぎょう)は、倒木してしまっていて
看板のみ

このコース最後のトイレ

8:40
大株歩道入口 (標高910m)
約8キロのトロッコ道を
歩き終えいよいよ
岩や木の根がゆく手をさえぎる山道
となります
縄文杉まで、およそ2.5キロ
高低差400メートル
時々、急勾配もあります

うぇ〜い
いきなり急登だよぉ〜
階段のある道もありました。
名前のついていない杉ですが
それでも立派、
わたいが名前をつけてあげたくなったわ

9:00
翁杉
屋久島第2位の太い木だったのに
2010年に倒木してしまったって

今は、看板だけ、
大木を想像するのみ
そうなのよ!
いくら太い杉でも
いくら長年生きてる杉でも
限界があるので
自分の体力と
縄文杉の体力が残っているうちに
ぜひ、縄文杉に会っておかなくては
と思ったのよね
頑張って歩け!
私・・・
9:10 ウィルソン株
植物学者のウィルソン博士が発表したので
この名前がついたそうです
でも、ウィルソンさんが発見したわけでなく
地元のガイドさんが案内したそうです。
地元のガイドさんに拍手です

秀吉の命令で、
切られたって言われてるけど
真実はわからないとの事
この切り株を見ただけでも
かなり大きな木であったことは
想像できます
大きく口を開けてるようでした

中に入れました。
広かったよ。三郎の部屋より
広い気がする
祠が祀られてます

このウィルソン株から見上げると
ハートが現れます
インスタポジション!
フォトスポットです
がぁ〜なかなかこの形に見える所を
探すのは大変なのよ
何枚撮っても
ハートに見えない!
ガイドさんが、撮ってくれました。
流石に、ほぼ毎日、登ってる
ガイドさん!
それなり以上に
こんなにスマートに
撮っていただき
ありがとうございましたぁ〜
この日、案内してくれたガイドさん
25年間で3000回
登っているそうです
そして、苔の知識も多く
苔の学者さんたちが登るときは
必ず同行するそうで、
ご自分で発見した苔もあるそうです
ウィルソン株を,過ぎてからも
急登は続く
地獄の4丁目までありますと
説明されて
萎えそうな心を鼓舞して
登ります

この小さなカード
50が、ゴールの縄文杉です。
まだ、20 番だ〜
まだまだね!

この、ツルツルの木
ヒメシャラだって!
うぇ〜まじですかぁ〜
我が家の庭にもヒメシャラありますが
30年位経ちますが、
もうすでに、枯れそうです。
この後には、もっともっとでかい
ヒメシャラの木に出会いましたよ
宮之浦岳が見えます。
百名山です。
屋久島には九州の2000メートル級の
高い山10座のうち8座があるそうです。
この狭い島に
2,000メートル級の山が
8座もあるんです。
ほんと、不思議な島です

10:00
お弁当だぁ〜
昼のお弁当も宿で準備してくれました。
朝ごはんと同じだと思ったけど
微妙におかずが違ってた
唐揚げ入ってたよ

ガイドさんが
味噌汁作ってくれた、
これ!
激うまだった。
疲れた体に塩分は、美味い!

昼ごはんを食べたら
元気復活した
歩き出してまもなく
大王杉が見えて来ました

樹齢3,000年!
縄文杉が発見されるまで
屋久島最大とされていた杉
樹齢1000年以上の杉を屋久杉というそうですが
ここら辺まで来ると
屋久杉だらけ
こちらは、ヒメシャラ!
デカい!デカい!
10:30
夫婦杉!
枝が融合して成長した合体木
右が夫・左が妻と
言われているそうです
この杉を過ぎたら
もう少し!
麒麟に見える杉
メデューサに見える杉
魚に見える
個人で登る時もガイドさんを
お願いした方が良いと思いました
個人で登ると
こういった面白い形の杉などは
見逃してしまうと思う
お出迎えの門をぐくり
来た!きたぁ〜50番!
縄文杉!ゴールぞぉ〜
標高1310m
展望デッキ南側と北側があります

まずは南側から
11:00
うぉ〜
初めまして・初めまして
1966年(昭和41年)に発表された屋久杉最大の老樹
樹齢は2170年以上7200年とも言われています
幹の周囲は16.1m

デカい!
あなたは本当に杉の木ですか?

神々しい!

神様にしか見えません

推定樹齢7200年!
私の生きてきた年月なんて、
あなたの小枝の数センチにも
満たないのね!
なんも、思い悩む事も
心配する事もないですやん!
残りの人生!
思い憂いる事なく
生きて行きますわ!

北側デッキにも、行ってみました

こちら側からの縄文杉様も
神々しい!
合掌です。
まっすぐに上に伸び形の良い
杉は江戸時代にみな伐採され
屋根板として年貢の代わりに
納めていたそうです
今残る縄文杉は
江戸時代、伐採するには器量が悪くて
切られなかったのですね
美人は長生きできないけど
ブスは長生きできるのよ
わたいは長生きできるはず・・・
縄文杉との対面時間は
およそ30分間
さて、下山、下山
17時が最終のバスです。
それまでに、登山口まで、
戻らなければ!
名残惜しゅうございますが、
さよならです。

長い木道を下り

急な岩、木の根を避けながら下り

登りでは余裕がなく
眺める事できなかった
景色をながめつつ

おぉ〜
大株歩道入口まで戻ってきたぁ〜

あとは、トロッコ道を
ひたすら8キロ歩くのみ
頭!ボォ〜としてきた。
転ばないように!
無心で歩くのみ

途中こんな綺麗な川で
休憩をとりながら

屋久鹿のお見送りを受けて

トロッコの廃車などを眺めながら・・・
「トロッコはいつごろまで走らせていましたか?」と
ガイドさんに聞いてみました。
「4日前まで・・・」とのお答え~~
えぇ~~まじですか
現役ですか???
今は杉の伐採は禁止されているため
杉の運搬はありませんが
私達も使わせていただいた2か所のトイレの
もろもろを運んでくれているそうです
トロッコが走る時は登山者はよけるそうです
走るトロッコも見て見たかったなぁ

16:10
ゴール
往復およそ11時間
22キロを無事に
歩き終えました
16:30のバスに乗れて
風呂に入ってからの
夕食は美味かった
屋久島名物
飛び魚の唐揚げ
ハネが、パリパリ
美味かったそうです

前日登山前は、お酒!
自粛してました。
この日はとりあえずのビールから、
屋久島の焼酎までいただきました。
あまり芋臭くなく
スッキリと飲みやすい
焼酎でした。
頑張ったご褒美に
体に沁みました。
縄文杉に、乾杯!
そして、頑張った自分に乾杯
今回もお留守番の父ちゃんに
焼酎のお土産買ったよぉ~~