VIVA! HOUSEKEEPING

シティライツ


さて シティライツと言ってもビート詩人が入り浸ったシスコの名物書店ではない 街の灯りよ 明るさよ 

ボクのミナトマチKOBEの印象と言えば 『夜は暗い』である 

夜が暗いのは当たり前田のクラッカーなんだが KOBEの街の暗さは子どもの頃からとても印象的である 今となっては国際会館があり ナウなお店も増えた磯上界隈だが 70~80年台はめちゃんこ暗かった

当時 磯上の西村屋(今もある)によく食事に来たことがあって 界隈を歩くとひとっこ一人歩いておらず なんてうら寂しい波止場町なんだろうといつも思っていた 浪花っ子のボクには盛り場と言えばキタやミナミの其れだから その温度差や明暗の差は容易に想像できよう(この"よう"は神戸弁のようではなく『想像できるであろう』ですね)

その感覚は今でもあって 夜 まだそんなに遅くない時間 20時半とか其処らに 国鉄三ノ宮駅のホームから浜側を見ると 『なんか暗っ…』と思う事がある あ 浜側っていうのは海側で こべっこは北を山側 南を浜側といいまス

元元ィ夜が早い街とは言え 表玄関ともいえる三宮が『モウ今日は店じまいねー』と言ってるように感じ 何とも景氣が悪い

阪神大震災の後 停電地区が多かった中 ある家の窓に煌々とシャンデリアが光っているのが見えた時 何とも言えない氣持ちになった事を今でも思い出す ハーバーランドの上から税関方面を見た時の あの薄暗い寂しさも

何とも侘しく あぁ…はよ家帰ろ と氣持ちを急かされる お腹も減ってくる

山から下山し 日が暮れた街場へ足を速める 薄暗い北野から 山幹を越えて トアロードの灯りを見た時 あぁそうそうKOBEの街の灯りってこういうのなんだよな と感慨深くなる マキシン デリカテッセン 今はなきビレバン 中國酒家 リップル グラスファクトリー  らーめん・たろう アーケードがほの暗い通りを明るくする

っと KOBEは暗いというハナシだが トアロードから鯉川筋の間のエリアを ここ数年はトアウェストなんて呼ぶらしい 一本筋を入って路地を歩くと いるわいるわ ドコから来たのかカマキリの子を散らしたように 人がいっぱい歩いているじゃないか

何やらおいしそうな香りがあたりに立ち込め オープン・ファサードの解放的な新しいお店も多く 人々の胃袋を飲みこもうとしている ここ数年 ボクもこの界隈がスキで足繁く通っている 

と言えばカコイイが 入る店は播州龍力をシグネチャーする角打ち『山下酒店』ばかりで オープン・ファサードとは全く無縁のストリートライフなんだが

サロンへ 20分一本勝負 秋になって価格高騰が彼方此方で叫ばれている そのあおりを受けサロンも値上げしている っと言っても何十円の世界なんだが

例えばハイオクのクルマに乗っていると『燃料代高いでしょう』とか言われる 高いのは原油価格でノーマルとハイオクの価格差は1L当たり僅か11JPYほどである 50L入れても(萬タンですね)550JPYしか変わらない クルマに乗ると言う人が550JPYを高いととるのだろうか(当社比) 

価格高騰は 自分だけの話ではなく 社会全体に平等な話である 文句を言うなら政府に言え是 まぁ今の政府は愚にもつかないナマクラ政権 長さん風に言うと『ダミだコリャ』である 政権はあえぐ国民の生活を少しでも樂にするために機能すべきだと思うが 政治の話は興味ないのでヤメ 

サロンの話に戻そう この秋から背広リーマンの姿が目立つようになった 角打ちを居酒屋の様に使っている 由々しき問題である 同じお酒を飲むのでも 角打ちと居酒屋は全く別の物である 其れを理解してほしいなと思う なんでもかんでも一緒くたに考えてはいけない 

まず大勢で来る処ではない 長居する処でもない ったく ドイツもこいつも本質を分かっていない奴が多い ボクは静かなサロンで自分を取り戻し 家庭へ帰還したいだけなんだが

いつものように パパっと飲んで 暗い夜道を走って帰宅した お腹がすいた

本日の練習:RUN ROAD 8㎞
本日のうた:Joyce Wrice 『Tiny Desk Concert』

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