左目探偵EYE(2010.1～)
スペシャルドラマで愛之助は兄が犯罪プランナーである事を突き止めた。
その兄の犯罪を食い止めるべく、翻弄する愛之助。
ドラマでは、兄と愛之助の対決がメインになっている。
第一話 第二話 連続誘拐事件
新聞配達をしながら学校に通う愛之助。その途中で一匹の犬とぶつかる。
転倒する愛之助。その左目に見えたものは新たな犯罪。
三つの四角い数字。そして赤ん坊の誘拐事件が起こる。
赤ん坊は無事に戻ったものの次には少女の誘拐事件が発生。
少女も無事に戻るが今度は愛之助の友達が誘拐される。
三つの四角い数字、それが誘拐事件の身代金の額だと気づく愛之助。
友達の身代金を運ぶことになった愛之助だが
その身代金は消えてしまう。先生に殴られた愛之助に見えたもの。
友達の死だった。そして友達がいるであろうホテルの部屋に飛び込む。
手首を切って自殺を図った友達がいた。一命をとりとめた友達だった。
犯罪プランナーに指示を受けて犯罪を行っていたのは友達の母親だった。
(愛之助の友人に中山悠馬出演)
第三話
愛之助の左目に狭山瞳(先生)の文字が浮かび瞳が出席する結婚式で事件が起こる。
そして新郎がさされる。その凶器は出席者の議員のカバンに入っていた。
しかし、それが凶器ではないと見抜いた愛之助。次に狙われたのは新郎の父だった。
その昔、議員は殺人事件の証人になっていたことがわかる。
その証言により一人の男が捕まり死刑囚として近く、処刑されることが分かった。
そして目撃者となって証言してほしいと依頼したのは新郎の父。
昔の犯罪の本当の犯人は刺された新郎だったのだ。
そして今回の犯人は、その死刑囚の息子だった。父の復習をするべく
犯罪プランナーの手を借りて起こした事件だった。
第４話 ライブ事件
愛之助の左目に、あるライブの映像が映った。学校の友人と
そのライブに行った愛之助と瞳だが、突然愛之助が狂暴化する。
人を殴りたくて仕方ない。そんな中、一緒に行った友人が
同じように狂暴化したライブ参加者に襲われて大けがをする。
愛之助はこの現象をモスキートンのせいだと分析するが違っていた。
次のライブでも暴動がおこる。それがライブ会場に入るときに配られた
リストバンドのせいだとわかり、兄が仕組んだ犯罪を防止した愛之助だった。
(まだ幼き森本慎太郎?が出演)
第５話 死体喪失事件
瞳に付きまとっていた取り立て屋の矢田部が死ぬ。嫌疑は瞳にかかった。
死体安置所から矢田部の死体が消える。なぜなのか・・
愛之助は必死に瞳の嫌疑を晴らそうと動く。そしてあるマジックショーで
矢田部の死体消失事件のからくりを暴き、
実は矢田部は死んでおらず、死んだのは別な人間だと突き止める。
矢田部は生きていた。すべては矢田部の保険金を狙った事件だった。
そしてそのすべてが犯罪プランナー、夢人によって仕組まれた犯罪だった。
第６話 爆破事件
ことごとく事件を解決する愛之助に疑問を持った福地刑事は
愛之助をといつめる。事実を知った人間は全て殺すと兄から脅されていたが
ついに愛之助は福地刑事にすべてを話してしまう。
兄は実は生きていて、警察に紛れ込んでいると・・
そして呼び出された福地は殺されてしまう
愛之助は福地刑事の死に自分のせいだとショックを受ける。
愛之助が、ショックを受けて見えたもの。Nというロゴ。
それが爆発事件のカギになるとわかり、同じロゴを持つデパート瞳と駆けつける愛之助。
デパートに仕掛けられた爆弾を解除すべく翻弄する愛之助。
そして左目に見えた色の通りコードを切り爆弾を解除する愛之助。
駆けつけた加藤刑事とサキサカ刑事。愛之助はサキサカ刑事に化けた夢人と共に
デパートの屋上から飛び降りて死のうとする。
第７話
デパートの屋上から飛び降りた愛之助と夢人だったが
下にクッションの乗ったトラックがあり一命をとりとめた愛之助。
夢人は行方不明のままだ。その夢人も一命をとりとめていた。
夢人は落ちる時、愛之助に言った。まだ彫刻刀も見つけていないのに・・と。
そして愛之助のアパートの住人が彫刻刀で切られ重傷を負う。
愛之助と夢人には彫刻刀にまつわる秘密があった。
夢人が愛之助にそれを思い出させようとしている事がわかる。
そんな中、国晶が脱獄する。彼女も犯罪プランナーだった。
国晶は夢人を狙っていた。
そしてバスがジャックされ、犯人が愛之助に来るように指名する。
愛之助は、そのパスジャックの犯人の元へと向かった。
最終章 夢人と不伊之助の対決
犯人の要求に応じてバスに向かう愛之助。
そしてすべてを思い出した。過去に２人は誘拐され拉致された。
両親は身代金を持ってくる途中に事故死し、犯人のすきを見て２人が
逃げる時、夢人が犯人を彫刻刀で刺して殺し、埋めて逃げていたのだ。
バスジャックの犯人はその兄だった。兄はずっと弟を探していたのだ。
愛之助が、犯人に真実を告げた直後、犯人は警察内部に潜伏していた
プランナー宮本警視の指示によって射殺される。
そして愛之助は、夢人の指示を受けた宮本警視に拉致され、
夢人の元に連れて行かれる。夢人が今まで考えた犯罪のすべてはつながっていた。
そしてそれは愛之助に過去の犯罪を思い出させるためだった。
拉致され投獄された愛之助のその左目に見えたものは・・
愛之助のアパートの大家が爆弾犯でありビルを爆破しようとしていることだった。
そしてビルを爆破すると政府を脅迫する夢人。
加藤刑事の協力で拉致された場所から逃げ出した愛之助は
左目で見えた映像をヒントに瞳と爆破事件を解決しようとする。
そして愛之助は夢人に会いに行く。犯罪を阻止するために。
夢人に会いに行った愛之助の前で繰り広げられる裏切り。
夢人の相棒が裏切り、国晶と組んだ。追い詰められる夢人、
三つ巴の戦いで国晶と相棒は死んだ。そして夢人も負傷する。
爆弾のスイッチを押した夢人。愛之助は東京壊滅を防ぐべく、
爆弾の解体に挑み爆弾を解除をする。
そして負傷した夢人を背負い、病院へ連れて行こうとする愛之助。
しかし愛之助の背中で息を引き取る夢人だった。
と、これがこのドラマの顛末。まぁ、横山君の夢人が怖い事。
相反する夢人と愛之助だがその深いところで流れている兄弟愛。
ダメダメ教師の狭山瞳と愛之助の信頼感。そんなものが
凄惨な事件中かで優しい思いも流れていてちょっとホッとするドラマだと思いました。
