朝日があたって霧の中から薄ら姿が見えた
山に立つ電波塔
神秘的な光景が私の目の前で起こっています。
見るもの見るもの 「うわぁ~~」
カメラを顔から離さず360度の絶景をカシャカシャと・・・
今日は、少し落ち着いて書こうとおもいます
雲の上に出て南の方角に
遠く、太平洋が光って見えると
パイロットの方が教えて下さいましたが
広角ではそこまで撮れず・・・
でも、この景観を見れただけで、とっても幸せでした。
そしてさらに600m上空へ・・・
スカイツリーの高さを経験しました。。。
遠くまで見渡すことができて、おお~感激!!
この頃になると
霧が海から流れてきて雲が多くなってきたのです。
太陽は隠れ、予報通り雲空に。
それに伴い、景色が霞んで見えてきました。
青く見えてる山並みは大雪山系。
徐々に高度を下げてフィニッシュへ・・・
しかし、無風状態・・・
着地地点を何処にするか、
車で追いかけて来てくれるパートナーと
無線で交信しています。
気球が見えてる所が出発地点。
ここへ戻れるのなら戻りたいと考えていたようです。
しかし、風は一向にそちらに向かって吹いてくれず
上空で待機です。
出発地点の着地は無理だと判断し
対岸を着陸地点と決めたようです。
バルーンが見えてる辺りです。
ここからは、パイロットも私たちも緊張
「急降下しますからね
手に持ってるものが衝撃で壊れる場合もありますから
しっかりしまって下さいよ。
そして、しっかりつかまって下さい
着地のときに横に倒れる場合もありますからね。
いいですかっ着きますよ着きますよ」
ドドーーーン ドンドン・・・
身体に響く振動・・・
緊張した・・・
私、無口・・・
「もう、下りてもいいですよ。」
と言われても、足が上がらず もたもた・・・
上昇する時は、優雅にゆっくりでしたけど
着地のときは、緊張・・・ しかも怖い!!
スリル満点で身体が硬直・・・
だから、翌朝、身体が痛かったのですね。。。
すぐさま、パートナーが乗ってる車が追いつき
「ブロッケンは見えましたか?」
とパイロットに聞いてました。
私、
えっ!ブロッケン現象が見えることもあるんだとびっくり。
やはり、地上では体験できないことが起こるんですね。
残念ながら、ブロッケン現象には出会えませんでした。
1時間40分の熱気球体験は無事に終わりました。
人が羨む体験ができて、一生の思い出ができました。
上士幌町で、夏と冬にバルーンフェスティバルがあります。
夏、行く予定をしていましたが、用事があって行かれなかったのです。
ガッカリしていたところ、仕事仲間のお陰で
こんなに素晴らしい体験ができました。
バルーンに乗せて下さったパイロットさん、
そのお仲間にも感謝でいっぱいです。
ありがとうございました。
写真の整理がおぼつかないままの更新になりましたけど
熱気球の記事は、これで終わります。