* 丹頂鶴 *
今日は雪がちらちら、風は強く
三月も末なのに寒いです。
*
丹頂鶴の聖地
鶴居村の「伊藤サンクチャリー」に行って来たことを報告するため
写真を持って義母に会ってきました。
以前にも書きましたけど、
ここは、義母の弟、主人の叔父が、亡くなるまで鶴を愛し
世話をしてきたところです。
義母は、叔父が亡くなってから ここを訪れ
弟の写真がこうして飾られてるのを見て
泣けて泣けて仕方がなったそうです。
私は、叔父の法事のとき、夏に行ったっきりで
何処に鶴が飛来してくるのかも解らず
今回初めて、叔父の偉業を目の前にしたのです。
サンクチャリーの前に義母の実家があるのですが
主がいなくなり、今は空き家です。
しかし私が見た所、
綺麗に保存されてるようで
誰かが掃除をしているようにも見えました。
実家を義母に見せたところ
目に涙を浮かべてました。
「鶴は、いくら見ても飽きないよ!」
と
写真を、何度も、何度も繰り返して見てる義母。
目を赤くして、叔父の思い出話をしてくれる義母。
私は、親孝行してるのかな~ って。
車いす生活、体が弱くなり入退院を繰り返えしてる義母なので
もう、行きたくても行かれないことを悟っているのです。
「ありがとう~、ありがとう~」 と・・・・
もう、ほとんどの鶴は北に帰って行きました。
鶴の子離れの話は、実に感動ものです。
別れの時期が来ると
親鳥は子供を連れて、空高く舞いあがり
何度も旋回しながら
子供が追い付いて来れない高さまで上るのだそうです。
子供は、ついて行きたくても、ついて行くことが出来ないので
諦めて、地上に降りるのです。
それを見て、親鳥は気流に乗り、鳴き声を上げて北へ・・・
親を恋しがる子と親の切なく哀しい別れの鳴き声は
周りの人々にも聴こえてくるそうですよ。
置いて行かれた子供たちは
その中で仲間を作り、カップルになると聞きました。
仲間を作って飛ぶ姿は
編隊を組むことも知らない、ガタガタな飛びようだと・・・^^
きっと、可愛いのでしょうね。
*
帰える途中で見た光景
鶴さん、危うし・・・!
道路に出てきて横断中^^
それを見た、通りがったドライバーさん
車を降りて、携帯で写してました。
こんな自然があるなんて・・・
いつか、1~2月の鶴の多い時期に行ってみたいなぁ~
心がなごみ、親孝行の出来た日となりました。
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