1月末に一日だけ出勤したものの、その夜自宅で吐血し救急車で運ばれ、
3週間も休んだというのに、継続して働かせてもらっています。
所長さんの度量には感謝しています。
仕事に復帰したというものの、基本的には、暇。
職人さんが提出した「新規入場者アンケート」や「危険予知活動」、
「作業報告書」や「納品書」、「安全パトロール報告書」、
発注者である○○市に提出するための「質疑応答書」「検査報告書」などを
ファイリングするのが、主な仕事。
あとは、所員さんからラミネートを頼まれたり、毎日配達してくれる
お弁当屋さんへの注文を取ったり、宅配便を送ったり、
定例打ち合わせや安全パトロールがあれば、お茶を出して。
そして、気が向いたら、掃除したり。
復帰後、所長の指示で、ずっとやっている仕事があります。
「汚染土壌廃棄確認伝票」(いわゆるマニフェスト)のA票・B票・C票を、
何千枚もファイリングしている途中です。
4トントラックが、平均して8トンもの土を、昨年末から、一日に
数十台、引き取りに来ていたのです。
「なんで、こんなに土壌を掘り返す必要があったのかなぁ」
と不思議に思ったのですが、もともとそのあたりは皮革加工の工場だったらしく、
すごく刺激的な匂いが漂っていた・・・
というのが、その近辺に住んでいるI夫妻や、現場に通っている職長さんの
証言です。
環境汚染の問題に思いを馳せつつ、そんな伝票のファイリングを
1ヶ月近くやっていると、少々飽きてきて。
それを見透かしたように、所長さんが新しい仕事を与えてくれました。
1階のスラブにコンクリートを流し込み、鉄筋が立ち上がった状態なので、
まだまだ早いと思うのですが、内装に関する「プレゼンボード」の作成です。
以前所長さんがいた現場のエクセルデータを流用し、設計図を見て、
部屋別に、床・巾木・壁・天井ごとに、使う材料を入力していく作業です。
「これ、本当に面倒くさいんだよなー。内装仕上げ表には記号で書いてあって、
こっちの凡例表と見比べて、日本語でエクセルの表に入力せなあかんし。
ボチボチでいいから、お願いします」
確かに、内装仕上げ表にはEP(水性塗料)とか、SV(ソフト巾木)とか、
素人が見ると、なんのこっちゃ?です。
でも、私には、もってこいの仕事です。
明日から、めちゃくちゃ、やる気になりました。