Nゲージを初めて買った人にとって、最初の謎の部品がリレーラーだと思います。
↑KATOのリレーラー
↑TOMIXのリレーラー
↑TOMIXのリレーラーレール
もちろん、すぐに何か分かるのですが、Nゲージをまだ買っていない、興味がある方も当ブログをご覧になっていますので、再度その機能と特徴を紹介します。
リレーラーには大きく2種類あります。
・リレーラー
・リレーラーレール(線路)
まず、普通のリレーラーですが、これはNゲージ車両をレールに乗せる時に使うものです。
↑KATOのリレーラー
そんなものがなぜ必要なのか?と思われますが、Nゲージ車両はきちんと決まったレールの幅にきっちり収まるように車輪が付いていて、本物と同じで普通の車両なら車体の前後に4つずつの車輪が付いています。
これを手作業で小さなレールの上にずれずに乗せるのはかなり厄介です。
その手間を簡単にしてくれるのがリレーラーです。
リレーラーの溝をレールに合わせて、リレーラーの上に車両を乗せると、坂を下るように勝手に車両がきちんとレールの上に乗ります。
↑TOMIXのリレーラー
ちなみに、KATOとTOMIXの両方にリレーラーはありますが、個人的にはTOMIXのリレーラーが使いやすいです。
KATOのものは直線ではとても置きやすいのですが、少しでもカーブやポイントがあると置きづらく、大きめなので駅の横などでも置けない場合があります。
一方TOMIXのものは、若干確実性にはかけますが、小さめで直線ならどこでも問題なく、ちょっとしたカーブやポイントを挟んでも、先っぽさえレールに乗っていれば使えます。
次に、リレーラーレールですが、これはレイアウトにレールとして組込むリレーラーです。
↑TOMIXのリレーラーレール
走行中にちょっとした脱線や車輪の浮きが発生した時に、このレールを通過することで元通りになります。
欠点は、必ずしも脱線を復旧できるわけではないことと、見た目が悪くなることです。
固定レイアウトなどで、手の届きにくい場所に配置しておけば、脱線しにくくなって、安心です。また、ポイントレールなど脱線しやすい場所の前後に置くと、安定性が増します。
ほとんどのリレーラーレールは、ちょっとした踏切としても使えることが多く、見た目の問題は減っています。
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