家を失ったベクスは、ジンボンの義母のオクプンの計らいでオクプンの家でジンボンたちと一緒に住むようになりました。ところがオクプンはベクスを一人立ちさせようと、あらゆる家事を押しつけました。ベクスはそれに従うしかありません。ある日も、ジンボンが、お昼ごはんができた、と言って居間に顔を出すと、ベクスは、掃除をやっても目立たないのにやれって、と文句を言いながら掃除をしていました。その言葉を聞いたジンボンの言葉がこのセリフになります。
確かによほどの汚部屋を掃除して片付けたというならともかく、毎日掃除がきちんとなされている部屋を掃除しても目立ちません。ところがこれが、1日でもサボると目立ってしまいますよね(笑)
人や企業の信用も掃除に似てますね、その信用が続いている間は目立たないのに、一度切れると粗ばかりが目立つようになりますので。