当初の予定では、KARAKORAMを近代化改造して、それが完了したらAVALANCHEの改造に着手、という手筈であったが、これから改造しようとしているKARAKORAMの、しかも、もう用が無くなるはずの部品の修理をしようとしている。
なぜか。
先行改造計画が頓挫したためである!
実は、2021年6月頃より、ちょこまかちょこまかパーツを買いそろえていた。
しかし、コロナの影響による供給不足と、コロナに伴って世は自転車がブームとなりつつありMTBは特に世界的にブーム再来とのことで、SHIMANOコンポが軒並み品不足に陥っていたのである。
そんな中で、なんとか一部のパーツを上位品(SLX)に切り替えたりとかしてちょこまか買っていたのだが、最後の最後まで悩んでいたものをすぐポチらなかったため、XTR品でさえも欠品となってしまい、次回入荷が2021/10まで待たなければ手に入らなくなってしまった。
ということで最後のオーパーツとなってしまったのは・・・
リアスプロケ MicroSpline 10-51T
である。
DEOREとSLXの価格差が1000円くらいで、どうせならSLXと思っていたが、それはもうどこにも売っていなかった。じゃあDEOREとXTの2択となるが、価格差6000円かぁー。。。うーん。。。とりあえず他のパーツ買っておくか!という具合にスプロケ購入を先延ばしにしていたら、何だかんだで最後のパーツとなってしまい、DEORE品もXT品も売り切れ、ついにはXTR品でさえも手に入らなくなってしまった。XTR品が手に入ったところで、価格差2.5万~3万。スプロケ何個買えんだよ状態で、そこまで無理してまで買うようなものではない。
そんなことよりもクリティカルなのは、MTB改造する上で、ラスト1ピースだけ足りない状態となってしまったのである。
ということで、最短10月まではMTB化はオアズケとなってしまったのであった。
という事情のため、AVALANCHEを先にロード化することに計画変更することとなり、その間の乗機としてKARAKORAMを乗れるようにしておかなければならなくなってしまったのだった。
んで、Fシフターが壊れているというのは既報の通りで、コイツをどうにかすれば乗れて乗れないことはない。どうせAVALANCHEを改造すれば、AVALANCHEについていたシフターが余剰となるので、これを移植すればよい。
ということで、写真を撮っていなかったので、以下改造内容。
1. KARAKORAM シフター取り外し
2. KARAKORAM Fディレーラー ケーブル取り外し
3. AVALANCHE シフター(XT)取り外し
4. AVALANCHE Fディレーラー ケーブル取り外し
5. KARAKORAM シフター(XT)取り付け
6. KARAKORAM シフトケーブルワイヤリング・Fディレーラーケーブル結線
7. KARAKORAM ディレーラー調整
よし、これで行くぞ!
・・・と思ったが、1.の故障ディレーラー取り外しで、そのままディレーラー分解し、注油したらちゃんとラチェットが動くではないか。
さらに、ケーブル先端のほつれ防止キャップを切断しないと、BB下にあるプラスチック製のシフターケーブル受けを通過できず外すことができない。キャップ部分をぶった切れば通過可能なのだが、キャップの在庫がなかったので、できればキャップをぶった切りたくなかったという願望もあり・・・。
そんなこんなで、交換はせずに直ったFシフターはそのまま使うことに変更。
サイクリングに行く場所もオンロードばかりなので、KARAKORAMのブロックタイヤのままで乗り続けるのもアレだし、どーせAVALANCHEのセミスリックタイヤが余るので、こちらを使用することに。
タイヤ交換しようかと思ったが、同世代のコンポーネントなので、ホイールごとそのままポン付けで交換で済ませて終了。
こんな感じでメイン乗機をKARAKORAMに変更、AVALANCHEはドック入りして本格改造に着手することになった。
そのため、前回の日記にて、チェーンライン適正化の結果は「わからない」になってしまったのであった。
じゃああの「BB交換後の写真は何?クランクの狭くなったあの写真は!?」という話ではあるが、お察しの通り「もうすでに改造した後」の写真である・・・。(証拠にBBまわりのフレームがツヤツヤしている)
もう実は改造は完了しているのであった。詳細はまた次回に(週末天気が悪くて改造後の写真撮れてねぇんですよ)