米国心臓病学会ガイダンス(2008年8月オンライン出版から)の概要より引用
世界人類の統計から、高血圧症は、大人の4人に一人の割合で見られる。そして、この疾患が
心臓虚血症の49%、脳卒中の62%の原因と見られている。また、この疾患を放置した場合、
世界中の死亡原因の第一位と考えられている。フラミンガム心臓研究(米国マサチューセッツ州
フラミンガムで始まった。1971年より国立心肺血液研究所の研究の一貫。ボストン大学共同)
のデータによれば、55歳で正常な血圧の人の90%が晩年高血圧症に移行するといわれる。
若年層の高血圧疾患も近年増加している。その原因が肥満と見られている。
このような現状から、血圧付き心電図ホルタは、これらの疾患を早期に発見するのに必要と
考えられる。詳細は米国誌高血圧を参照。