DENON SC-E252 スピーカーその2
作業部屋で聴いているDENON SC-E252スピーカーは低音が良く出るのは良いのですがその締まりのない音のせいで高音がマスクされてしまうのでバスレフポートを塞いで密閉式に変更して低音を締まった音に変更しました。
後のバスレフポートを塞ぎます。
118円で板を買ってきて半分にしました。
接着剤を塗り木ネジで固定しました。
低音が出すぎるのが抑えられそれに伴って高音が聴こえるようになりました。また低音が締まって聞こえます。
DENON SC-E252 スピーカーその2
作業部屋で聴いているDENON SC-E252スピーカーは低音が良く出るのは良いのですがその締まりのない音のせいで高音がマスクされてしまうのでバスレフポートを塞いで密閉式に変更して低音を締まった音に変更しました。
後のバスレフポートを塞ぎます。
118円で板を買ってきて半分にしました。
接着剤を塗り木ネジで固定しました。
低音が出すぎるのが抑えられそれに伴って高音が聴こえるようになりました。また低音が締まって聞こえます。
DENON SC-E252 スピーカー
作業部屋にはONKYO Integra M-931NⅡ/40(方チャンネルしか無いアンプ)+DENON SC-F102SG スピーカーで聴いていましたがスピーカーは2個が自然と思いアンプはLo-D HA-380を使用することにしてスピーカーを購入することにしました。
お金が無いので安いスピーカーを探していたらネットが無いDENON SC-E252が出ていたので2,500円で購入しました。
DENON SC-E252 1996年製 当時の価格は2台で60,000円という決して安くは無いスピーカーです。
方式 2ウェイ・2スピーカー・バスレフ方式・ブックシェルフ型・防磁型
使用ユニット 低域用:14.5cmコーン型
高域用: 2.5cmドーム型
再生周波数 35Hz~45kHz
最大入力 100W(EIAJ)
平均出力音圧レベル 88dB/W/m
入力インピーダンス 6Ω
外形寸法 幅202x高さ344x奥行255mm
重量 5.8kg
クロスオーバーは記入してありませんでしたがオシレーターで聴くと5KHzぐらいのようです。
DENON SC-E252 ネットがありません。チェックしましたら全部のスピーカーから音が出ました。
ツイーターは凹んでいます。外部から押されたわけでは無さそうです。
ウーハー エッジはゴムのようです。口径が小さくストロークを稼ぐ必要があるのでコンパクトスピーカーはみんなこんな感じで音質より低音がドンドンと出るように作られています。
後ろ側 バスレフのダクトがあります。
ツイータを外します。デンマーク製のスピーカーを使用しています。デンマーク製スピーカーと言えばDynaudioが有名ですがこれはpeerlessのスピーカーです。そういえばDENONはこの会社と技術提携していましたね。
分解して汚れを取り振動版を裏から小型のドライバーの柄の丸い方で押して修復してみます。
ウーハーを外します。 こちらもデンマーク製です。
ウーハーを外すと中におもちゃが入っています??。子供は穴に何か入れてしまうことがよくありますが多分バスレフの穴からおもちゃを入れたのでしょう。
もう一方のスピーカーもおもちゃが入っていました。
使用するLo-D HA-380 残留雑音0.8mVでDCバランスはL=38mV R=46mVあるのですが問題ないレベルなのでそのまま使用します。アンプの調整でサービスマニュアルにはDCバランスの調整は±5mV以内に調整と書いてありますがプロテクトの動作電圧は0.6V(600mV)が多いので実用には問題はありません。OMに聞くと±100mV以内なら問題ないよと言っていました。どちらにしてもDCバランス調整用VRがありませんので。
試聴中 作業中BGM用に聴くので音質は特に問題にしませんが小音量より少し音量を上げた方がバランスが良さそうです。その後じっくりと聞いていると以外とこのスピーカーはクラシックに向いている気がします。そういえばスピーカーはデンマーク製でしたね。
JBL 2405
知人に頼まれてオークションから落札しました。価格は思ったより安く落札することが出来ました。発売は1971年と今から50年前というオールドツイータで今でも根強い人気があります。発売当初は12Ωという中途半端なインピーダンスでしたがその後16Ωになりました。この2405より人気のあるのが075ですがこちらはきれいだと10万円ぐらいします。
古いわりに比較的きれいです。周波数帯域6.5KHz-21.5KHzでクロスオーバーは7KHz以上を推奨しているようです。075の周波数帯域2.5KHz-15KHzでクロスオーバーは2.5KHzから使用できるので2ウェイスピーカーには使いやすいです。2405と075の違いは2405は広範囲な指向性がありますが能率が低く075は指向性は狭くその分能率は高いという感じで能率は全体で6dbぐらい差があるようです。2405はモニタースピーカーに使われるので家庭用で075はホールや野外用に使うと良いような気がします。
横
後ろ 比較的きれいです。 アンプから8KHzを出力して音圧を調べましたが正常で左右ともよくそろっているようでした。こういう古いスピーカーは音圧の低下や周波数帯域に変なピークがあるものがあるので注意しないといけません。アルニコマグネットはご存じのように年数とともに「減磁」スピーカーの場合はボイスコイルに電流が流れるので「パワー減磁」というように弱っていくのですがツイータの場合は問題は少ないようです。
DENON SC-F102SG スピーカー
FM放送BGM用にはとりあえずテスト用スピーカーを使用していますが専用のスピーカーを物色していました。アンプがMONOなのでスピーカーは1個で良いのでオークションから1個の出品を探していたらちょうどよいスピーカーがあったので1,600円で購入しました。発売は比較的新しく2006年製で当時の価格は47,000円(2個セット)と安くはない製品です。
低域用:14cmコーン型
高域用:2.5cmドーム型
周波数特性 40Hz~40kHz
最大許容入力 60W(JEITA) 120W(PEAK)
入力インピーダンス 6Ω
出力音圧レベル 86dB/W/m
クロスオーバー周波数 3kHz
外形寸法 幅164x高さ278x奥行272mm
重量 5.3kg
外見は多少のスレがありますが目立つ傷は無くきれいです。DENONでは「ヨーロッパのサウンド・デザイナーとDENONが共同で開発した」と書いてあります。DENONのスピーカーはアメリカ寄り(JBL,ALTEC)では無く音作りがヨーロッパ寄りでしたね。
スピーカーのエッジも大丈夫のようです。
後ろ
ポートにスポンジが入っています。好みによってこれを取り去ることもできるようです。
ネットワークは良いものを使用している感じです。
セットして試聴中 ONKYOのような派手さは無く素直な感じの音のようです。
DIATONE DS-251mkIIその5
Amazonでネットを1,580円で購入しました。
タッカーもAmazonで購入しました1,109円でした。
こういうネットを張るのは得意ではないのですがしわもよらず張ることが出来ました。タッカーで止めるのにはけっこう力がいるので力のない私には大変でした。
試聴中 ネットを張るとまた違った感じです。 DS-251mkIIはクラシックには向かないと思っていましたがバイオリン協奏曲では高音域が伸びて中々良い感じです。密閉型スピーカーなので低音も変な音がしなくてフラットな感じが良い感じです。
DIATONE DS-251mkIIその4
捨てるのはもったいないのでオークションを見ていたらPanasonic製の未使用品が600円で出ていたので購入してみました。口径は5.5cm 6Ω 30Wというもので5.5cmあるので2KHzのクロスは大丈夫でしょう。
製造は中華製でしょうか
そのままでは DS-251mkIIの穴の方が大きいので100円ショップで板を購入しました。
丸い穴を開けるのでホールソーを1,020円で購入しました。
サイズは57mmがちょうど合いそうです。
これも100円ショップで購入しました。
黒く塗ります。
取り付けてとりあえずシステムに入れて音出し中 大丈夫なようです。
DIATONE DS-251mkIIその3
ネットのサイドパイプを外します。
ネットはステープルで100カ所止まっていてこれを外すのが大変です。
やっと外しました。
その後、依頼主からスピーカーのメンテナンスは断念する旨話がありましたので処分は私がすることになりました。古いスピーカーは錆びて固着しているのが多いのでオークションで「音がしました」というのを購入しても音はしても固着して音が大きくならないスピーカーが非常に多いです。
DIATONE DS-251mkIIその2
壊れているツイータを分解してみました。
分解してみて固着しているのがわかりました。
コイルも錆びていてこれでツイータが断線したのでしょう。古いスピーカー(特にツイータ)はコイルの断線が多いです。経年劣化なのでどうしようもありませんが。
DS-251mkII用ツイータをネットで探しましたが見つけることができませんでしたのでDS-261用のスコーカーTW-5030を2,500円で購入しました。スコーカーですがDS-261では1.5K-10Kまでの帯域で使用しているので使えそうです。(DS-251mkkIIのツイーターは2K-10K)
チェックすると片方から音が出ません色々調べるとどうやら断線しているようです。出品者(出品者は匿名)にその旨知らせると「発送する前はちゃんと音がしていた」の一点張りです。そこでどうやって確認しているか聞くと「アンプに直接つないで確認している」というので、これ以上話しても無駄と思い話は打ち切りました。ツイータをアンプに直接つなぐという発想が理解できません。これでは断線しますね。
音がしない方を分解してみました。
ボイスコイルが焼けています。多分固着していて音が小さかったのでアンプのボリュームを上げてしまって焼いてしまったのでしょう。もう片方も音はしますが同様な状態と思われます。
オークションでスーパーツイータを3,500円で購入しました。
奇麗です。
4オームなんですね。
アンプにつないで10KHzを入れて音が出るかチェック中 両方ともOKでした。
70Hz 4Wをウーハーに入れて動きをチェック中。
スーパーツイータのレヴェル切り替えSWを洗浄、接点グリースを塗布、回転部分は通常のグリースを塗布しておきます。
DIATONE DS-251mkII
知人よりメンテナンスの依頼を受けました。症状はこのスピーカーによくある「スーパーツイータから音が出ない」という症状です。
このスピーカーは当時大ヒットしたDS-251の後続機でこれも大ヒットしました。この時代VICTOR SX-3 と価格もほとんど同じだったためどちらにするか迷った人も多かったようです。当時はクラシックのSX-3、ポップスのDS-251という感じでで人気を二分していました。
仕様
方式:3ウェイ・3スピーカー・アコースティックエアーサスペンション方式・ブックシェルフ型
使用ユニット等:低域用 25cmコーン型 高域用 5cmコーン型 超高域用 3cmコーン型
定格インピーダンス:8Ω 再生周波数帯域:40Hz~25kHz 出力音圧レベル:91dB/W(新JIS)
クロスオーバー周波数:2kHz、10kHz レベルコントロール:ステップ式、3ポジション(3dB)
最大入力:40W 外形寸法:幅315x高さ525x奥行240mm 重量:12kg
スピーカーを預かりました。
スポンジが破れています。もう一方も劣化が進んでいます。どうしようか?私はあまり器用じゃないからなー。
カバーを外しました。
汚れはありますがコーン紙に破れは無いようです。ウーハーを押してみましたが固着はしていないようですが動きは硬い感じです。
スピーカー端子も大丈夫なようです。
とりあえず埃を取ります、こういう時はハンディタイプの掃除機が役に立ちます。
ネットワークは大丈夫なようです。
ウーハーを取り出します。INPUTは16Wと書いてありますがスピーカーの最大入力は30Wになっています。
埃を取りました。
ウーハーのエッジが硬いようなのでおまじないに呉ポリメイトを表裏塗っておきます。
ツイータはキャビティがちゃんとついています。
スーパーツイータを外しました。
チェックすると片側から音が出ていません。
念のためツイータを外してチェックすると2個とも音が出ていません。
キャビティを取ると中に吸音材が入っています。
TW-5022CMツイータ どうやら2個とも断線しているようです。困った。
スピーカーネットワーク
ガレージメーカー製と思われるネットワークです。会社名やクロスオーバー周波数は明記されていません。依頼者によるとこのネットワークを使用してSP-LE8TにTW-3300Aを繋ぐということです。
一見して12db octとわかります。ツイータとウーハーは同じ定数のようです。これにスピーカーを繋げるとき通常ツイーターはプラスマイナスを逆に接続します。
今や貴重な双信電機メタライズドポリカーボネイト V2A225K 2.2uF この定数では7KHzのネットワークみたいな気がしますね。
空芯コイルを使用しています。銅線も太いです。通常のネットワークでは小型化とコストの関係から鉄心入りコイルを使用しています。
CR発信機からアンプを通してチェック中。
クロスは実測6.8KHz(8Ω負荷時)まあ7KHzクロスのネットワークですね。
このネットワークにはONKYO TW-3300Aではもったいない(TW-3300Aには失礼ですが)ですね。JBLには色々なホーンツイータがありますが075,077,2402(H),2403(H),2404H,2405(H)なんかは合うかもしれません。コーン型だとLE20(価格も安いので個人的好き)なんかも合いそうです。