AGI Model 511その3
このプリアンプはたまに使うのですがそのたびに電源コンセントに差し込むのはめんどくさいので設計者には失礼ですがパワースイッチONで電源が入るように(まあこれが普通というか世界共通ですよね)配線しなおしました。電源が常時ONというのは精神的に良くないですので。
中身は大したことないのに木のケースに入っていると高級感があります。
配線を変更します。
完成。これでコンセントにつなぎっぱなしにできます。
AGI Model 511その3
このプリアンプはたまに使うのですがそのたびに電源コンセントに差し込むのはめんどくさいので設計者には失礼ですがパワースイッチONで電源が入るように(まあこれが普通というか世界共通ですよね)配線しなおしました。電源が常時ONというのは精神的に良くないですので。
中身は大したことないのに木のケースに入っていると高級感があります。
配線を変更します。
完成。これでコンセントにつなぎっぱなしにできます。
QUAD 405 その2
整備後
残留雑音 L,R=0.7mV(ちょっと多いなー) 周波数特性 L,R=20-50KHz -1db (こんなものかなー) というような特性になりました。45年以上前の製品なのでこれ以上はほとんどの部品を交換しないと無理なのでこれで終了
スピーカー端子を外します。ひびなどは入っていませんでした。
端子を交換しようと思いましたが左右の端子間がほとんどなくなってしまうのでバナナプラグを使用するだけなら良いのですが普通のコード使用するので今までついていたのを清掃して取り付けました。
トライアックを使用した保護回路の部品を交換。 これリレーがありませんのでスピーカーから電源ONでポップノイズがします。まあ仕様と言ってしまえばそれまでですが・・これを嫌って自分でリレー回路を組み込んでいる人もいるようです。
電源用コンデンサーを交換します。交換するコンデンサーもジャンク品で購入しました。まあ未使用品なので大丈夫でしょう。
RCA端子が無いので取り付けます。
既存の穴を広げて釣り付け。
出力端子取り付け
コンデンサー交換
見にくいですが出力端子の直流電圧 規格の7mV以下になっています。30分後には4mVになりました。
交換部品 TRも少し消耗していましたので代替品に交換しましたがどうもカレントダンピング回路との相性が悪いのか改善しないので元に戻しました。代替品なので完全に同じではないからかな?。
ケースは傷や汚れがあったので以前購入した青のスプレーの余りがあったので塗りました。
後ろ側
10KHzのサインウェーブ うーーーん許容範囲かな?。
システムに入れて試聴中
音楽再生では特に問題はありません。電源ONではポップノイズが出ますがそれほど大きくはありません。低域は早くから下降気味なのですがそんな感じは全くありません。個人的な意見ですが、この時代のQUADは高域に少し音作りがされているような気がします。コンデンサースピーカー(ESL-63)を繋ぐための音作りがされていると思うのは考えすぎでしょうか。
QUAD 405 その1
電源は入るが入力ケーブルが無いので音出しは未確認のジャンク品を18,700円で購入しました。オークションでこういう風に書いてあるアンプはほとんどが壊れています。まあそれを承知で購入するもの好きもいますが・・最近はコロナ禍で自宅にいる人が多いのかこういうジャンク品の価格が上がっているような気がします。QUAD 405は1975年の製品なので45年以上前の製品となります。カレントダンピングのアンプとして有名になりました。
正面 QUADはご存じのようにピーター・J・ウォーカーによって設立された会社で社名のQUADは家庭用ハイクオリティアンプを意味する「Quality Unit Amplifier Domestic」の頭文字をとったものでお家で音楽を楽しむための装置です。100W*2のアンプとしては小型でヒートシンクも小さいような気がします。最大出力で使用する場合は注意が必要です(家庭用アンプなので想定していないのかもしれません)。
後ろ 錆のあるネジは交換します。このアンプは電源SWがありません(なんで?)。プリアンプ(QUAD 44)とセットで使うことを前提としているのでちょっと使いにくいです。
100V仕様です。
シュリロリーディングカンパニーリミテッドのシールが貼ってあります。電源は入るというのでチェックのためスライドトランスで徐々に電圧を上げると40V付近から消費電流が上がり60Vぐらいで4Aを指したのでこれ以上はやめましたどうやら不具合があるようです発振でもしているのかな?。これ電源コンセントにコードを繋いだらヒューズが切れますね。
カバーを外します。振動防止用の板が貼ってあります。
内部 QUADのアンプは配線を直角に曲げるように指示書があるのかな。このQUAD 405は何種類かの回路があります。この機種は入力にVRがあるので後期型になるのかな?。カレントダンピング回路なのでアイドリング調整や温度補償、オフセット調整が不要となっているので調整用VRがありません。新品時は良いのでしょうが経年劣化した場合は調整が出来ないので大変そう。
電源用コンデンサー なんか膨らんでいるようです。
外してみると膨らんでいて中のオイルが出ています。このアンプは密閉構造なので電解コンデンサーには過酷な環境のようです。小型が売りのQUADなので仕方がありませんがせめて放熱用の穴が開いていれば少しは違うかもしれませんね。
取り付けネジも外した形跡があります。
基板を外します。
基板に付いているヒューズは切れていませんでした。
白い砂みたいなものが入っているヒューズです。
電解コンデンサーはひび割れています。
終段の東芝製2SD424はチェックしましたが大丈夫でした。
スピーカー出力に並列に付いているコンデンサーと抵抗(ゾーベル・ネットワーク)ですが10Ωの抵抗が焼けているので交換します。発振でもしていたのでしょうか?。
電源ヒューズを外すと切れたヒューズ管に銅線が巻いてありました。なんか嫌な予感がします。
DIATONE DS-251mkIIその5
Amazonでネットを1,580円で購入しました。
タッカーもAmazonで購入しました1,109円でした。
こういうネットを張るのは得意ではないのですがしわもよらず張ることが出来ました。タッカーで止めるのにはけっこう力がいるので力のない私には大変でした。
試聴中 ネットを張るとまた違った感じです。 DS-251mkIIはクラシックには向かないと思っていましたがバイオリン協奏曲では高音域が伸びて中々良い感じです。密閉型スピーカーなので低音も変な音がしなくてフラットな感じが良い感じです。
DIATONE DS-251mkIIその4
捨てるのはもったいないのでオークションを見ていたらPanasonic製の未使用品が600円で出ていたので購入してみました。口径は5.5cm 6Ω 30Wというもので5.5cmあるので2KHzのクロスは大丈夫でしょう。
製造は中華製でしょうか
そのままでは DS-251mkIIの穴の方が大きいので100円ショップで板を購入しました。
丸い穴を開けるのでホールソーを1,020円で購入しました。
サイズは57mmがちょうど合いそうです。
これも100円ショップで購入しました。
黒く塗ります。
取り付けてとりあえずシステムに入れて音出し中 大丈夫なようです。
DIATONE DS-251mkIIその3
ネットのサイドパイプを外します。
ネットはステープルで100カ所止まっていてこれを外すのが大変です。
やっと外しました。
その後、依頼主からスピーカーのメンテナンスは断念する旨話がありましたので処分は私がすることになりました。古いスピーカーは錆びて固着しているのが多いのでオークションで「音がしました」というのを購入しても音はしても固着して音が大きくならないスピーカーが非常に多いです。