評価4
前336年、マケドニア王フィリッポスの後を継いで20歳で王位に就いたアレクサンドロス(アレキサンダー大王)は2年後、「東征」と呼ばれる大遠征を開始。
グラニコスの会戦(前334年)、イッソスの会戦(前333年)、5倍の敵と戦ったガウガメラの会戦(331年)でことごとくペルシア帝国軍を撃破し、ついにインド王ポロスとのヒダスペスの会戦(前326年)で勝利をあげ以後インド王はアレクサンドロスの同盟者になることを約束したのだった。
なお、インダス河を渡ってインド横断行を考えていたアレクサンドロスだったが、兵士たちの従軍拒否にあい計画を断念し全軍を3つに分けてマケドニアへの帰路につくも前323年6月10日、バビロンにてマラリアに罹ってしまい32歳11か月の生涯を閉じる。
ローマ時代の名将スキピオ、ハンニバル、カエサルが古今東西の名将として真っ先に名前を挙げたのがアレキサンドロス。「その攻防戦の一部始終が余すところなく活写されているのだろう」と思って読み始めたのだが、う~む、どうやら「歴史エッセイ」(著者あとがき)だったらしい。ローマ時代から更に遡る時代ゆえ残っている文献も少なかったのだろうがちょっと残念・・・
ということで、
「ローマ人の物語」の三度目の再読に入ろうか?と思っているところです!
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