評価5
1970年4月11日に打ち上げられたアポロ13号(乗員=船長:ジム・ラベル、フレッド・ヘイズ、ジョン・スワイガート)は、打ち上げ56時間後の月まであと6万キロ地点で、電線が短絡し火花が散ったことにより支援船の酸素タンクが爆発。飛行士たちは深刻な電力と水の不足に見舞われることになった。
司令船の電力消費を限界まで抑えるために、月着陸船を救命ボート代わりにして生成量が激減した飲料水の消費を極力控える負荷に耐え、無事地球に生還した3人の宇宙飛行士と彼らを支えたNASAの管制官たちの迫真のドキュメント!
宇宙船の構造や作業の細かい説明がないので理解できない部分が多いが、それでも緊迫感は十分に伝わって余りある。多くの管制官の冷静沈着な姿勢と大胆な思考と研ぎ澄まされた頭脳の素晴らしさ、宇宙飛行士3人の絶望的状況下での取り乱すことのない行動に感動。
まさに奇跡の生還!
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