「距離」には、㎝、m、kmという単位があります。
また、「時間」には、秒、分、時間という単位があります。
単位変換の時に、問題文に書かれている単位をしっかりと確認して
問題を解き進める必要があります。
ただ、速さの単位変換は、意味を考えれば簡単です!
秒速□m・・・・1秒間にどれだけ進むのか
分速□m・・・・1分でどれだけ進むのか
時速□km・・・・1時間でどれだけ進むのか
その距離を出せばいいのです。
例えば、突然ですが、
ウサイン・ボルトってご存知ですよね。
100mを9.58秒(世界新記録)で走ります。
ということは、100÷9.58=10.43m/秒
つまり、1秒間に10m強進んでいるということになります。
すごいですよね!!
1秒で10mも先に行ってしまうとは!
で、男子マラソンで世界記録のキメットは、
42.195kmを2時間2分57秒で走ります。
これって、どのくらいすごいことなのでしょうか。
秒速でボルトと比べたいと思います。
長さの単位を変換します。
42.195km=42195m (kmからmに変換)
次に時間の単位を変換します。
2時間2分57秒
2時間=120分
↓
120分+2分=122分
↓
122分×60=7320秒
↓
7320秒+57秒=7377秒
(時間から秒に変換)
つまり、
42195m÷7377秒=5.72m/秒
うーん、惜しい。
ボルトは10.43mなので、届きません。
しかし、秒速では確かにボルトには敵いませんが、
それにしてもすごい速さで、42kmも走っているのですね。
1秒に5.72m
100m走にすると、100÷5.72=17.4秒
秒速5.72mは、時速に直すと、×60×60÷1000=×
20.592km/時