花まる 読解力上昇問題集 中学受験
「偏差値30台の子の偏差値を20上げた」の紹介に違わず、<wbr />国語が苦手な子にわかりやすい構成になっている印象です。
特徴としては、読みやすい漫画による導入と、問題集序盤の「<wbr />イメージと言葉を結びつける」ような問題群でしょうか。
漫画は「言葉で説明されてもよくわからない」「<wbr />そもそも活字の羅列に耐えられない」<wbr />という子でも入りやすくするための工夫でしょうし、
イメージと言葉を結びつけることによって自然と「<wbr />日本語をイメージ(映像)で受け取る練習」が積めるのでしょう。
また、当然国語が得意な子であっても、「センス」ではなく「<wbr />論理」で言葉を受け取れるようになるのは大事ですね。
著者は「ロジックサイン」という造語(?)<wbr />で説明をしていますが、
論理を明確に表わしているいくつかの日本語を知るだけでも読解問<wbr />題の助けになることは間違いありません。
長文の中に案内板が出ているようなイメージで、<wbr />迷うことなく読み進められるようになると思います。