“3つ” は安定感抜群!
A × B = C のカタチ
代表的なものが、コレ。
A×B=Cというかけ算の式で表すことができるものは
構成要素はA・B・Cの3つです。
【速さ】 速さ×時間=距離
【食塩水】 食塩水×濃さ=食塩
【差集め算】 1個の差×個数=全体の差
【水量変化】 底面積×深さ=水量
【水量変化】 単位当たりの水量×時間=水量
【仕事算】 1日の仕事量×日数=全体の仕事量
【平均】 平均×個数=合計
etc.
いくらでも挙がると思います。
それぞれの問題を解くときに
3つの構成要素のうち、
至極当たり前のことなのですが
それをきちんと意識している生徒と、していない生徒では
問題を解く力に大きな差が生じます。
チェックするのも3つ♪
問題を解く際に、
チェックすることでミス防止につながる
チェックすることで着眼点がつかみやすくなる
効果はそれぞれですが、いずれにしても重要な3項目です。
■点の移動の問題では
①速さ ②スタート地点 ③進行方向(どこまで)
■おうぎ形が出てきたら
①中心 ②半径 ③中心角
■角度の問題では
①外角(の定理) ②錯角 ③二等辺三角形
■平行線があったら
①錯角 ②相似 ③等積変形
■平行線の角度の問題では
①錯角 ②同位角 ③対頂角
etc.
どうでしょう
きちんと頭の中に入っていますか?
これも、きちんとチェックしている生徒と、していない生徒では
問題を解く力に大きな差が生じます。
3つの条件がそろったら ⇒ ●●算
では、最後。
この3つの条件がそろったら、●●算
というパターンです。
①途中で速さが変わっている(2種類の速さ)
②距離の合計
③時間の合計
⇒ 速さのつるかめ算
①途中で仕事をする人が変わっている
②仕事量の合計
③時間の合計
⇒ 仕事のつるかめ算
①「定価」と「定価の▲割引きの売り値」で売った(
②売上
③個数の合計
⇒ 売買損益のつるかめ算
つるかめ算は色々な単元との融合問題が多いので
いくらでも例示できますが
入試で頻出の、速さ・仕事算・
つるかめ算以外にも
①はじめの比
②増減があった
③あとの比
⇒ 倍数算
①もとの量
②増える量
③減る量
⇒ ニュートン算
etc.
上記のような3条件をおさえておけば
「●●算だよ」
と言われればわかるけど
自分では気づくことができない
なんて悩みは徐々に解消していきます。
おしまい。
3点セットの威力は凄いよ。