『雀百まで踊り忘れず』
人が幼い時に身につけた習慣は、年をとっても直らない(大辞林)
分かります。
新幹線といえば、このイメージ。
いまだに。
新幹線の時速は?
270㎞~320㎞だとか。
ずいぶん速くなりましたぁ。
子供のころ初めて乗った新幹線は、時速200㎞だったのに。
「速さ」の分野は、
中学受験算数で最頻出テーマ。
本日はいろんな速さをチェ~ック!
では、いってみよー。
真の勇者は
エントリーしたのは、
次の7勇者。
いずれ劣らぬスピード自慢。
1.人類最速 ウサイン・ボルト
2.世界に誇る高速鉄道 新幹線N700系
3.雨後の筍 タケノコ(の成長スピード)
4.地中の帝王 モグラ
5.まさに一瞬 まばたき(のスピード)
6.反射神経抜群 神経(の伝達速度)
7.いきなりスマッシュ バドミントンのシャトル
モグラはねえだろ!
どうせ新幹線がトップでしょ。
いやいや分かりませんよ。
いざ参らん!
まさかの結末
トップバッター
人類最速 ウサイン・ボルト
100m 9秒58!
2009年のベルリン世界陸上での記録。
では秒速を求めましょう。
100 ÷ 9.58 = 10.438m/秒
秒速10.438mです。
時速にすると、37.58㎞/時。
人類最速ですが、
やはり車や電車には勝てまへんなぁ。
2番手は、
世界に誇る高速鉄道 新幹線N700系。
時速300㎞。
速いですなぁ。ボルトの約8倍。
はやくも新幹線の優勝が確定か…
次はタケノコ。
雨後の筍、ニョキニョキ生えます。
すごいスピードで成長します。
マダケは、
24時間で121㎝。
成長速すぎ!
1日で121㎝のびる!
時速にすると、
121㎝ ÷ 24 = 5.04㎝/時
まぁ、そんなもんでしょう。
いくら速いと言っても、そんなもんでしょう。
しかし成長スピードと考えると驚異的です。
さて、モグラ。
サクサク掘ります。
1時間で30㎝!
えっ、30㎝…
時速30㎝。
まぁ地中ですから…
普通に地面歩いた方が速いという。
モグラもタフな人生を送ってますなぁ。
次はまばたき。
まばたき、一瞬ですよね。
存外速そう。期待できそうです。
調べてみると、
まばたきは、秒速150㎜=15㎝。
時速にすると、0.54㎞/時。
そんなもんかぁ(´・ω・`)
もっと速いと思ったけど…
気を取り直して、神経いってみましょう。
神経の伝達速度。
よく分からんが速そう。
こちらも調べてみると、
もっとも伝達速度の速い“骨格筋運動線維”で、
秒速100m。
なぬぅ~
秒速100めーとるぅぅぅぅ!?
時速にすると、360㎞/時!
なんてこったい/(^o^)\
新幹線より速い電気信号が体を駆け巡っていたとは!
もう優勝は決まったようなものですね。
最後は、バドミントンのシャトル。
強烈なスマッシュから繰り出される弾丸。
なんと、時速320㎞!
新幹線より速いもんが飛んでくる。
なんちゅー恐ろしいスポーツや。
人生如白駒過隙
意外な結果になりました。
神経(360)>シャトル(320)>新幹線(300)>
第1回 最速王決定戦の優勝者は、
神経の伝達速度!
オメデトー。
モグラはちょっと無理がありましたね。
エントリーに無理がありました。
タケノコも成長スピードですし。
新幹線は3位ですか。
初めて新幹線に乗ったときは、
この世で一番速いと思いましたが…
思い出の新幹線。
結局一番速いのは、
時の流れということで。
今宵はここまで。
ではまた。