「記述力とは何か」
式、図、表、言葉
この4つをしっかりと普段から書けるようにしましょう。
いきなりテスト本番で書けるようになるということはないので、
自分の考えたプロセスを残すようにしましょう。
1.式
算数の問題は、必ず式があります。
テストが終わった後に、
問題の横に書きなぐった筆算や、
もちろん、それでもいいのですが、
特に後ろの方になる大問は、1つ1つ式を書くことによって、
見えた数字だけを式にするのではなく、
2.図
図には、線分図、面積図、ベン図、進行図、てんびん図・・・
どの問題でどう使うのかは練習が必要です。
また、図の目的は、
3.表
規則性や場合の数は「表」にして整理するという手段があります。
とにかく手を動かして、自分で書き出すということが大事であり、
気づけるようにするということです。
4.言葉
2×3=6という式だけでもいろんな意味があります。
「2個ずつ3人に配った」のか、「比の②が3倍」
また、6という答えも「女子の人数」を求めたのか「行きの速さ」
などなど、答えにもいろんな意味があります。
この時に、しっかりと自分で「何を求めたのか」
この4つ、「式、図、表、言葉」を書けるようにするというのは、
そのまま、真似して書いてほしいのですが、問題集などは、
どうやって書くのか、どこから書くのかということが、
書き順があるのです。
「○かいて、チョン、○かいて、チョンだよ」と
よく生徒に言っています。
順番を間違えて書かないように。
図を描く順番まで教えることができるのは、
個別のメリットでもあります。
普段からどうやって図を有効に使うのか、
それを示していきたいと思います。
テストでは、自分を落ち着かせるためにも、
しっかりと図や式を書くようにしましょう。