メルフのものづくり-ダンボール作用点

カッティングプロッターを駆使して作るパッケージやダンボール製品の新商品開発プロセス、日々の記録です。

ダンボール作用点 <学生の会社見学と新しい試み>

2014-05-14 12:44:21 | Weblog
京都嵯峨芸術大学短期大学部の学生さんが会社見学に、昨日来られました。早いもので4回目になります。

今年は、新しい試みをいくつか入れました。

ひとつめ。iPadとテレビを繋いで、作品のパパパっと見てもらいました。作品を前に説明をするのは、現物を見ながらなので分かりやすい面もありますが、時間がかかったり話が分かりにくかったりしますし、実際に使われている状況がつかみにくいというのもありますので、iPadを活用しました。これ好評でした。

ふたつめ。スケジュールの見直しをしました。いつもは工場見学が終わってから作品の紹介をしていたのですが、先に作品の紹介をして大まかにどんなものを作ってきたのかを知ってもらってから、工場見学をしてもらいました。この方が理解力も上がったかな?

三つめ。コラボという形で、専攻科の方(卒業生)とファイルボックスを作りました。例年は、サンプルシートを入れるケースなどをこちらで作ってお渡ししていたのですが、私のネタ不足の感もありますので(笑)、昨年度に卒業制作をお手伝いした学生さんにお願いして一緒に考えてもらう機会を作りました。時間の都合もあり、途中から私の方でアイデア展開や試作をして完成させました。この試み好評でした。できたファイルボックスも好評でした。学生さんのアイデアは、形にしてお渡しするので、いろいろ感じてもらいたいです。

四つめ。そのコラボのファイルボックスを何も言わず学生さんに組み立ててもらいました。教えながら組み立ててもらえば、みんなちゃんとしたものができるに違いないのですが、あえて何も言わないようにしました。試行錯誤の大事さや形状の意味を考えてもらえるかなと思ったからです。途中でヒントを出したりしましたが、こちらも勉強になりました。楽しんでもらえたようです。今後もこういうことが出来ればいいですね。

学生の考えたアイデアを発表してもらいアドバイス的なことを話しましたが、例年よりしっかり考えられてオリジナリティがあるように思いました。これがどういう風に作品になっていくか楽しみです。

相変わらず下手な話で申し訳なかったのですが、無事終了しました。反省をもとにまた改良して、今後も実りのある見学会にしていきたいと思います。お疲れ様でした。

備忘録的にご紹介。
昨年の記事はこちら
2012年はこちら
最初の2011年はこちら

でわでわ。

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