メルフのものづくり-ダンボール作用点

カッティングプロッターを駆使して作るパッケージやダンボール製品の新商品開発プロセス、日々の記録です。

ダンボール作用点 <緩衝設計なんて、自由だっ!>

2022-04-20 13:58:16 | Weblog

モッコウバラ。きれいっす。

 

昨日は、バイウォールと言われるべニア板みたいなシートを朝からカット。

ちかれたび~!

シートが重すぎた(笑)。

 

緩衝設計という、ケースの中にある商品が動かないようにしたり傷ついたりするのを防止する設計をしています。

以前なら発泡スチロールで作ってたものですが、環境問題等でダンボールで作るのが普通になっています。

この緩衝設計は、箱のように定番というのがないので、自由に作れます

自由に作れるので簡単と思う人はいないと思うのですが、簡単なものもあれば、難しいものもあります。

どちらかというと、難しいことが多いです。

特に設計の技術的な難しさというより、どういう構造がいいのかというアイデアや発想の難しさがあります。

緩衝作用がしっかりしているという機能面はもちろんですが、組み立てしやすい(組み立てに迷いがない)。サイズがよりコンパクトになる。パーツが少ない(基本は1パーツ)などを満たしていく必要があります。

それが出来てくれば設計をしていきます。

試行錯誤はしますが、設計自体はそれほど難しいことはないので進めやすくなります。

そのアイデアや発想は、ない頭でうんうん言っても出てくるのではなく、今まで見てきた沢山ものを思い返して、新たな発想に結び付けやすくなります。

というわけで、いろんな緩衝設計をどん欲に見ていくことは大事です。

母の日の植木鉢や父の日のひげそり、お祝いのお菓子、スマホやタブレットの梱包、これから必要になる扇風機などなど、いっぱいありますね。

そうすると、各社の汗と涙が感じられるようになります。たぶん(笑)。

でわでわ。

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