メルフのものづくり-ダンボール作用点

カッティングプロッターを駆使して作るパッケージやダンボール製品の新商品開発プロセス、日々の記録です。

ダンボール作用点 <「捨てずにとっておく?」>

2009-06-15 10:52:43 | Weblog
6月13日の日本経済新聞の「Plus1」に、「それ、捨てずにとっておく?」という記事がありました。

「コンビニエンスストアやスーパーのレジ袋」「クリーニング店のハンガー」「スーツの端切れやボタン」などについて、捨てるのか捨てないのかのアンケート記事でした。

さて、家電の段ボール箱の場合。1032人中

 必ずとっておく       54人
 だいたいとっておく    199人
 ほとんどとっておかない  222人
 とっておかない      419人
 どちらともいえない    138人

という結果でした。家電の買取を行う会社によると、「箱があると、買い取り価格が数百円から数千円違ってくることもある」そうです。すると売却の可能性がある場合は、ダンボールケースを取っておいてもいいのでしょうが、売却を前提とした家電というのもどうなのでしょう。パソコンとかデジカメというものならありかもしれませんね。

通販でノートブック型のパソコンを購入したときは、「修理の際は輸送の際に使用した箱を使ってください」とのことで箱は捨てずにおいておきました。折りたたむこともできず場所を取りましたが。

家電のダンボールケースは、コストダウンの影響かしっかりてないダンボールの場合がよく見られます。これを収納に使うのは、強度上ちょっと厳しいものがあります。また寸法的にもまちまちの大きさなので、なかなかうまく収納できないと思います。

なのでこう考えると、家電のダンボールケースを取っておかないというのも、もっともなことかもしれません。

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 芳川紙業株式会社 開発部 須川栄司

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