メルフのものづくり-ダンボール作用点

カッティングプロッターを駆使して作るパッケージやダンボール製品の新商品開発プロセス、日々の記録です。

ダンボール作用点 <G段のサンプル>

2009-09-17 18:36:11 | Weblog
久しぶりに「G段」の「みふた形式」のパッケージを設計しました。

G段というのは、非常に薄いダンボールで厚みが0.5~0.8mm程度といわれています。板紙(ボール紙)に近いダンボールといえます。このG段には直接オフセット印刷が出来るので、きれいなパッケージが作れます。

普段はなかなかG段を使う機会がないのですが、洋菓子のパッケージを今の貼箱からG段の箱の変えてみてはと、営業が得意先に提案して気に入ってもらえたので今回の試作になりました。

貼箱というのは厚紙の芯にきれいな紙を貼って作る箱です。箱として非常にきれいですが、折りたためないという欠点があり保管の際にかさばってしまいます。そのため組み立てる手間がかかってしまうのですが、保管スペースが少なくてすむパッケージの提案を頼まれました。

パッケージには一長一短があり、いろいろな側面から考えていかないと喜んでもらえるパッケージにはなりません。

久しぶりだったので、何度か試作しながら完成にこぎつけました。みふた形式の場合は、みとふたの望ましい関係を見つけなければなりません。つまり、みとふたの寸法が適切で、開けたり閉めたりする時にストレスを感じないようにする必要があります。その辺りの微妙な調節を繰り返しました。

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   なんでもお声をおかけ下さい。
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 芳川紙業株式会社 開発部 須川栄司

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