メルフのものづくり-ダンボール作用点

カッティングプロッターを駆使して作るパッケージやダンボール製品の新商品開発プロセス、日々の記録です。

パッケージあれこれ(12)

2008-09-20 16:38:10 | Weblog
500冊入りの通帳用ケースの修正をしました。現状ではふたを閉めるときに中に入っている通帳に傷が付くこともあるらしく、それをなくすような形状に変更しました。簡単に言いますと、下の写真のような差込穴を作ってふたの差込みを入れることになりました。

和菓子のパッケージデザインの修正案が届いたので、カラーコピー出力して、ダミーを作りました。中身にあったデザインになってきたと思います。

パッケージあれこれ(12)。これは、カードなどを整理しておくための箱を試作したものです。E段のダンボールを使用しています。底は地獄底です。

ふたの部分に特徴のあるパッケージになっています。ふたの対面にあたる部分を折り返して差込穴を作り、そこにふたの差込部分を入れることでふたをします。この穴を作るための折り返し部分は、のり貼りされて側面にくっついています。差込穴に差し込むことで、中身が傷まないようになります。

この差込穴は幅が狭いので差込みやすいように、いくつか工夫をしています。差込穴の両サイドの高さを変えています。この場合は、内側になるほうが高くなっています。この高い方をガイドにして差し込みやすくしています。また、写真では分かりにくいですが、内側の高くなった方の中央に、縦に切込みが少し入っています。これで少し入れやすくなります。



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 株式会社メルフ 須川栄司
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