メルフのものづくり-ダンボール作用点

カッティングプロッターを駆使して作るパッケージやダンボール製品の新商品開発プロセス、日々の記録です。

「失敗の現物」(へら絞り編)

2008-09-09 17:04:19 | Weblog
へら絞りの「いろんな失敗のサンプル帳」ならず「失敗の現物」(写真左)です。失敗の原因の解説にはもってこいです。

自分で作ったへら絞りの試作品を会社や家にもって帰ると、「へぇ~、おもしろいね」という声が多く、女性陣からは「こんなものに使ったら」「こういうのは出来ないかなぁ」などとアイデアが飛んできました。今までは部品として商品の中に組み込まれていてあまり見ることが出来なかったものですが、それが単独で見ることが出来てみんなの脳に刺激が届いたのでしょうか。

他の人も書いていますが、アルミという素材は素朴な感じがします。傷も付きやすいですがその傷が模様になったり、磨けば光沢を持ちますが他の金属に比べてやわらかい光沢です。そう考えると、素朴な素材の代表ダンボールと合う感じもします。

木工家具などでは、オーダーメイドで自分なりの家具を作ってくれることも増えてきましたが、金属でオーダーメイド商品を作ってくれるところはまだあまり見かけません。それはひとつには金属の加工を体験する場がなかなかないからだと思います。

今回の私たちがそうであったように体験してみると面白いし刺激的で、そこからの新しい発想も沢山出てくる感じです。と考えると、こういう金属のみならずあらゆるものづくりに触れる機会というのは、もっと増やさなければ日本の将来も危ない!?

やはり昨日は大変すばらしい体験をさせていただいたと実感しています。改めて吉持さんと、一緒に体験した黄さんに、ありがとうです。

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 「パッケージや緩衝材の形状提案をして欲しい」
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   などお聞かせ下さい。迅速丁寧に対応いたします。

 「こんなものを作ってみたい」
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   パッケージ・緩衝材・POPだけでなく、
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   なんでもお声をおかけ下さい。
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 株式会社メルフ 須川栄司
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