メルフのものづくり-ダンボール作用点

カッティングプロッターを駆使して作るパッケージやダンボール製品の新商品開発プロセス、日々の記録です。

ダンボール作用点 <木型で抜くときは、設計の微調整をします。>

2023-08-26 10:37:00 | Weblog

今日も暑し!

 

そろそろ年末に向けてのダンボールケースの受注が増えてくる頃ですね。

年末に見かける商品を入れるダンボールとなれば、12月に製造では間に合いません。

今日もサンプル作りました。

木型で抜くので、それ用に設計を微調整しました。

微調整しなくても大丈夫ですが、より作りやすいものにしたいです。

大量に作る場合は、木型を作って抜く方法で作ります。

量がやや少なかったり、木型代をなくしたい時は断裁などで作ります。

このうち木型で作る場合は、細かな設定もしやすいので微調整をしたりすることがあります。

例えばカットラインと罫線をずらすということです。

カットラインの延長に罫線がある場合がありますが、罫線を折り曲げた時にきつくなるところがあります。

そのためにずらしたりします。

数ミリのちょっとしたことなので、すらさなくてもいいのですが、見た目のきれいさや無理なく組み立てられるメリットがあります。

断裁の時に細かな設定をすると、作る方も大変ですし、そこまで精度を出して作れるか?という問題もあります。

トムソン抜きの際は、細かな点まで見ていただくと、いろいろ気付きがあって面白いと思います。

でわでわ。

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