メルフのものづくり-ダンボール作用点

カッティングプロッターを駆使して作るパッケージやダンボール製品の新商品開発プロセス、日々の記録です。

ダンボール作用点 <寸法取りは結構時間がかかる!>

2013-05-08 17:30:07 | Weblog
連休が終わってすぐに、娘は1泊ホームルームに行ってます。旅行も行ったし泊りばっかりやん(笑)。陶芸や田植えやらするらしいです。

パッケージの寸法変更と寸法取りをしました。

寸法変更は以前作ったデータがあるので、それをもとに変更しました。基本となる形でしたので、難なく終了。

寸法取りは、元あったパッケージから寸法を取って図面にします。元サンプルがあるから簡単やんと言われそうですが、結構時間がかかったりします。

まずダンボールの折り線って、正確に折れていない場合が多いです。そのため寸法を出しにくいです。段目(波波)に垂直に折るのは折りやすいですが、平行に折るのはずれ易いです。なので確実に寸法が出せるところを測って、足し算や引き算をして算出していきます。

量産のダンボールケースは、木型(トムソン)で圧をかけて抜くので、その圧力のためにダンボールが薄くなったりします。でもカッティングプロッタでサンプルを作る時は、ダンボールはうすくならず厚みが残っています。そのためそれをどうとらえていくかがポイントになります。

元サンプルの設計自体が正解でない場合もあります。ちょっと気になれば、おなじにするのか修正した方がいいのか、考えることになります。

などのことを気にする必要があり、すっと進まないので時間がかかってしまいます。

はじめから外側の寸法を出して、それをもとに私の設計でしてもいいのですが、そうすることで今までの変わってしまうのも、使う方にとっては違和感があったりすると思うので、極力同じように仕上げます。

きょうは比較的スムーズに出来ました。もちろん営業に渡す際は、修正点や気になる点を伝えておきます。

このようにして既存のパッケージの見積もりもしますので、お気軽にお声掛けくださいね。




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