メルフのものづくり-ダンボール作用点

カッティングプロッターを駆使して作るパッケージやダンボール製品の新商品開発プロセス、日々の記録です。

ダンボール作用点 <設計で作り込んでいけば、製品としての出来がぐっと良くなります。>

2023-05-30 11:29:57 | Weblog

晴れると、過ごしやすい!

 

PE袋、同じサイズで0.03mm厚と0.04mm厚があって、あんまり違いはないかなと思ってたけど実物を触ると結構違いますやん(笑)。

最終的には得意先と営業で決めますが、実際に見ることは大切です。

さて、昨日の「ちょっとここスムーズじゃないやん!」案件。(最近は同じ案件のことばっかりです(笑))

そうかここを伸ばせば、もっと良くなるかもということに気づきました。

でもコストアップするし、邪魔が入るので回避を考えないといけないし保留。

最初のサンプルで「これでOKです」となるのは、オリジナルの考えを含むものの場合そんなにないです。

でもそこから作り込んでいけば、大いに採用へ近づきます。

・依頼先の意見を元に作り込む場合。

・営業の意見を元に作り込む場合。

・設計の意見を元に作り込む場合。

があります。

依頼先が匙を投げない限り、何らかの意見があるので、それを元にします。

依頼先が「こういうのを作りたい」というのが明確であったり、サンプルに対して「ここがいい」「ここがダメ」「こういう風にしてほしい」というのがはっきりすればするほど、作り込みに迷いがなくなります。

営業は、ある意味依頼先の意見の通訳者や翻訳家だと思うので、依頼先の意見を分かりやすく。時には複雑に分かりにくく伝えてくれます(笑)。また時には、新たな意見を追加して方向を示してくれます。

それを元に作り込んでいけば、営業も提案しやすいものが出来ます。

さて、設計の意見を元に作り込むのが大事だと思っています。設計というのはほぼ自分の意見になりますが。

今までそのサンプルを作ってきたので、サンプルの特長や構造、意味、コンセプト、組み立て方など一番把握しています。

それらに、依頼先や営業の意見を加えて、総合的に作り込んでいきます。

ここで作り込むことで、製品としての出来がぐっと良くなります。

「もうええか!」ということでも、気になり出したら修正を加え、よりよいものを目指していきます。

逆に言うと、設計の意見を元に作り込めないと、まあまあのものにしかならないと思うのです。

もちろん得意先や営業の意見を元に作り込んで、納得できる場合も多いです。

設計で作り込めるような、ちょっと厄介な、ちょと難しい、ちょっとおもしろい案件お待ちしています。

でわでわ。

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