goo blog サービス終了のお知らせ 

メルフのものづくり-ダンボール作用点

カッティングプロッターを駆使して作るパッケージやダンボール製品の新商品開発プロセス、日々の記録です。

ダンボール作用点 <緩衝設計は、構造に対してのアイデアが大いに必要になります!>

2023-10-31 09:30:54 | Weblog

いい天気。明日から11月。

 

設計のウェイトとしては、ケースの設計より緩衝材などの設計の方が多い感じです。

ケースは、定番と言われる形状・構造が基本になります。

なので、基本の形状の設計とダンボールシートなどの材料の特質を分かっていれば、大体設計出来ます。

カッティングプロッタがあれば、試作しておかしな点を解消するように修正していけば大丈夫です。

ところがですよみなさん、緩衝設計の場合は、基本となる形状があるのかないのか分からないので(笑)、ケースを設計する力があってもうまくいかない場合があります。

設計力とは別のところで、構造に対してのアイデアが大いに必要になるからです。

むしろアイデアがないと、納得してもらえるものは作れないかもです。

アイデアは、教えてもらって出て来るものではありません。

アイデアを出すには、

今までの案件を沢山見る。

とりあえず頭に浮かんだものは作ってみる。

いいなと思ったものは真似してみる。

「同じものはいやだ!」と叫んで、自分なりのアイデアを引き出そうとする!(出なくてもいい(笑))

変人になる!……

ということかな。

まず沢山の引き出しを作るために、沢山の案件を見ましょう!

貪欲に!

1個や2個で満足することなく、目についたところのものは全部見るぐらいで。

家に送られてくる商品のパッケージの中に緩衝設計はよく見られます。

何気なく捨ててるかもわかりませんが、せっかくなので「へぇ~こうやってるんだ!」「これいいね!」などと見てもらえたらいいなと思います。

同じようなものであっても、各社によって微妙に違っているのは何かのヒントになります。

そうやって、まず引き出しです!

面白い緩衝設計があったら、ぜひ教えてください。

でわでわ。

コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« ダンボール作用点 <自分た... | トップ | ダンボール作用点 <制作し... »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

Weblog」カテゴリの最新記事