メルフのものづくり-ダンボール作用点

カッティングプロッターを駆使して作るパッケージやダンボール製品の新商品開発プロセス、日々の記録です。

ダンボール作用点 <連結をどうするか?というのは結構大きな問題です。>

2023-06-30 09:11:58 | Weblog

今月は木曜日ほとんどブログってないな(笑)。

 

永らく取り組んでいましたノベルティは、ほぼ受注になり、制作に向けて最後の仕上げをしています。

ほぼ1年のプロジェクトになりました。

あきらめずにいただきありがたいです。

 

ダンボールで棚などを作る場合、連結をどうするか?というのは結構大きな問題です。

例えばみかん箱のふたを内側に折り込んで開口部を作り、それらを並べて棚にするというのはよくあります。

この時に個々のダンボールケースを何らかの形で連結しないと、崩れてきて危険になります。

テープで貼ったらええやんという見方もあります。

ただしテープ貼るのも大変ですし、貼ってから移動させないといけなかったりして大変です。

今はやりのSDGsの観点からもイマイチですし。

プラスチックジョイントを使ったりして連結することも可能です。

一つ一つプラスチックジョイントなどで連結するのは結構大変ですが、きれいに連結出来ます。

ただし棚に合ったジョイントがあればの話です。

設計担当としては、ダンボール棚にすでにジョイント部分があるのを作ろうとします。

これだったら、本体を組み立てるだけでジョイント部分が形成されるので、連結が楽です。

また廃棄も全部ダンボールなので、分別しなくていいので楽ですし。

弱点は、連結の強さです。

強く連結できるようにすれば入れにくかったり、またどうしても使っているうちに連結部分が緩くなったりすることもあります。

そのためには、きちんと設計する。ピッタリ合うようにする。材質を考える。などで軽減できるように思います。

それぞれ一長一短はあり、それぞれに合わせて設計していきます。

こんなもの収納する棚が欲しいという方はお気軽にご相談ください。

でわでわ。

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