メルフのものづくり-ダンボール作用点

カッティングプロッターを駆使して作るパッケージやダンボール製品の新商品開発プロセス、日々の記録です。

ダンボール作用点 <もう8月!ダンボールをもちょっと知ってもらって、依頼に意見交換しながら作りたいな!>

2020-08-01 12:59:52 | Weblog

梅雨も明けました。

久しぶりのブログです。

7月は4回と、存続の危機か?でしたが、その割には訪問者数が減っておらずありがたい限りです。

もしかして生存確認しに来られたのでしょうか?

 

7月も忙しかったです。

サンプル作製しても受注にならない場合もあるので、忙しいといってもウハウハではありません。

ま、休みも多かったですし。

 

でも、いろいろな案件をいただいて、楽しく、悩みながら、時にはうなりながら(笑)サンプル作製や小ロットさ作製をしていました。

コロナで経済は低調ですが、コロナ以前より意欲的な企業さんが出てきているのかなと思ったりします。

 

当然、パーテーションなどのコロナ対応のダンボール製品も出てきてるので、我も開発したいというもいらっしゃいます。

でもそれ以外でのダンボール製品もあって、たまたまなのか?この苦境をチャンスにするべく動いているのかわかりませんが。

さて、パーテーションの依頼などで思うのは、ダンボールって日常的に触れ合うことが多く、こういうものだという感覚はみなさんお持ちだと思います。

結構万能なイメージがあるようですね。

でも実際はそこまでは万能ではないです(笑)。

 

例えばサイズ。パーテーション作るからこれぐらい大きく、となっても元のシート寸法に限界があります。またそんな大きなものをどうやって運ぶねん!とっ突っ込みたくなることもあります(笑)。そんな大きかったら、折れるし!宅急便で運ばれへんよ!

例えば折れ方。ダンボールを折っても反発で戻ろうとします。なので単に折って90度にしたくても、ならない場合がよくあります。

例えば重さ。ダンボール軽いやん。壁にテープでくっつくやん。と言っても、大きくなればそうはいきません。

 

のように、ダンボール身近にあるし使ってみたいというという気持ちはすごくうれしいです。

でも、少しミスマッチがあったりします。

そこはダンボールのプロフェッショナル(と言っておこう!)の私たちが、もっと知ってもらえるように情報発信しておくべきことなのかもしれません。

ダンボールケースのダンボールで何か作るのと、加工前のダンボールシートから作るのでは、大きく違います。

どちらかというと、作りたいもののイメージが細かすぎると、何とかそれで作って、依頼者に見てもらいたいという気持ちになって、ダンボールの性能を十分に引き出せないものを作っている場合があります。で、それをご覧なってダンボールダメじゃん!ってなってないか心配です。

「こんなもの欲しい」という大雑把なイメージで、でも的確なわかりやすいイメージをいただけると、ダンボールのプロフェッショナル(と言っておこう!)がプロフェッショナルが解釈して提案します。

もちろんイメージに合わない場合があるかもしれません。その場合は先に作ったサンプルをベースに「ああだ」「こうだ」と意見を出してもらったら改良・改善・新しいアイデアへの転換などができます。

正直時間はかかりがちですが、ダンボールってどんなものかを把握してもらいながら一緒に作っていけると思います。

それは楽しい時間になります。というかそういう時間にします。

 

って、長く書いて久しぶりのブログの穴埋めになりますかね?

 

でわでわ。

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