メルフのものづくり-ダンボール作用点

カッティングプロッターを駆使して作るパッケージやダンボール製品の新商品開発プロセス、日々の記録です。

ダンボール作用点 <合評会に行ってきました>

2013-07-31 18:09:30 | Weblog
先日、京都嵯峨芸術大学の合評会に行ってきました。5月に会社見学に来られた時の発表してくれたアイデアを実際に形にしています。

とても楽しみでした。

学生のアイデア・スケッチの段階では、実際に作るのに難しそうなものもありましたが、試行錯誤・創意工夫して形にしていました。それは素晴らしいことですね。私の思いもつかないことをしていたりして、学生の可能性ということを感じました。

パッケージの形状も展開した形を簡単ながら教えたためか、4辺をテープで貼って直方体にするような今までよく見られていた方法は影を潜めていました。地獄底を完成させている学生もいて、パッケージの形状をレクチャーしていくことは有益なことを再認識しました。

例年より、よく考えて洗練させて形にしていたように感じました。

実際に生産するということにおいてはまだまだ不十分な点もありますが、製品レベルのものを作ることを要求されているのではなく、展開図を考えいかにアイデアを形にしていくかということが大切なことで、大変ですがその分学びも多いです。

私も学生のアイデアをもとにサンプルを作製したりしましたが、同じアイデアから考えてしまうと、私のアイデアと学生さんのアイデアの比較でコメントをしがちで、学生のアイデアの意図や思いをうまくくみ取ってアドバイスできなかったかもしれず、それが反省点でした。

非常に短時間でしたが、実際に作ったサンプルを見ていくことは有意義でした。ダンボールやパケージづくりのすそ野を広げていくことが、弊社や業界にとって必要ということを強く思いました。

というわけで、今後もダンボールで創作して欲しいと思います。




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