メルフのものづくり-ダンボール作用点

カッティングプロッターを駆使して作るパッケージやダンボール製品の新商品開発プロセス、日々の記録です。

ダンボール作用点 <設計もアスリートなのか!(笑)>

2020-12-02 13:48:57 | Weblog

窓際ポカポカ。

 

昨日からNHK Eテレ「趣味どきっ!」で「DAN家具に囲まれて」という番組が始まりました。

満島真之介さんが実際に作っていくのですが、とても楽しそうに作っていました。

ダンボールの厚みを意識して図面を描くことや両面テープとボンドで接着をすることなど、ダンボールの特徴を感じる内容でした!

気になる方は是非!詳しくはこちらで!

 

10月ごろから取り組んでいた緩衝設計もひと段落付きました。

昨日は、実際に試すためのサンプルを作っていました。

本来はプラダン製ですが、ダンボールで作ったので手間がかかることろが増えました。

ダンボールなら穴に差し込んで固定するところを、テープとボンドで貼ったので、組み立てに予想以上時間がかかりました。

いい結果が出ますように!もちろん修正や変更には迅速丁寧に対応します。

 

そんな中先日展示台(什器)の依頼がありました。

スケッチをいただいたのですが、そのままでは難しいところもあり、作りやすいように!見た感じがかっこいいように!強度的に十分なように!細部改良しました。

結構大きくて、いくつかに分割した構造で作らないとできないぐらいで、サンプルもとりあえず1/2スケールで作りました。

こういうものは、少し作って次の設計を考えるのはなかなか難しい面があるので、まずは画面上で一気に設計します。

その後カットして組み立てて確認します。

ちゃんとできるかドキドキ!だったりするんですが、いくつかのパーツは微調整しましたが、ほぼ一発で組みあがりました。ぱちぱち!

こういうのは非常に気持ちがいいです。余韻を引く気持ちよさです(笑)。

構造というか展開図を知っていても、紙の厚み意識しても、それ以外に考慮していく必要のある部分は多々あります。

それに対応するのは、経験的なものかなと思います。

下手に頭でっかちになってしまうより、どんどん作って失敗して、それでも作って体に覚えさえていくと、新しい構造でもポイントが把握できてどんどん作れると思っています。

体で覚えるって、アスリートの世界やん(笑)

でわでわ。

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