メルフのものづくり-ダンボール作用点

カッティングプロッターを駆使して作るパッケージやダンボール製品の新商品開発プロセス、日々の記録です。

ダンボール作用点 <大学生の進級制作>

2011-01-17 18:53:51 | Weblog
とあるきっかけで、大学生の進級制作のお手伝いをすることになりました。

ダンボールが好きで、ダンボールをの特性を生かしたデザインをしたいという、ダンボール業界にとってもうれしい学生さんです。あるきっかけで学生さんを指導している先生の知人の方と知り合いになり紹介されました。年末に先生と一緒に会社に相談に来たのが最初でした。

「自分のアイデアをダンボールで作ってみたけれど、強度面が不安でどう考えたらいいか相談に乗ってほしい」ということでした。自分で作ったサンプルを見せていただくと、ダンボールを切ったままなので強度的に不十分なことがすぐに見て取れました。

ダンボールの強度をアップさせる方法を、いくつか教えました。ダンボールの種類によって強度が違う。ダンボールを構成しているライナーの種類によって強度が違う。折り曲げることで強度が増す。中に芯を入れることで強度が増す。などなど。

そのヒントを元により適した新しい形状を考えてもらい、イラストレータで作図しておいてもらいました。それについていくつかアドバイスをして、図面を見直しサンプルカットをするということを幾度か繰り返し、満足できるような形状にしていきました。

今日は、出来てきた形をまとまった数量カットしてもらいました。通常はパソコンからのデータでカットをしていくのですが、同じ形状をカットする場合はカッティングプロッターからの操作でカットできるので、それを使ってカットしてもらいました。

後は上手く見せる展示を考えるだけになりました。さてどんな展示になるのでしょうか?楽しみです。

ダンボールって身近な素材ですが、切ったりするのが面倒だと思います。でもカッティングプロッターがあれば、楽々です。学生の皆さん・デザイナーの皆さん、ダンボールで作りませんか?カットはお任せを。一度カッティングプロッターをご覧に来て下さい。こんなものあんなもの出来るんだと分かってもらえると思います。

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 「パッケージや緩衝材の形状提案をして欲しい」
 「ぴったりサイズのパッケージや緩衝材が欲しい」
 「パッケージや緩衝材などの図面データが欲しい」
   などお聞かせ下さい。迅速丁寧に対応いたします。

 「こんなものを作ってみたい」
 「こんな形にしてみたい」
   という望みにもチャレンジします。
   パッケージ・緩衝材・POPだけでなく、
   雑貨や文具・収納用品・アイデア商品他
   なんでもお声をおかけ下さい。
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 芳川紙業株式会社 企画開発 須川栄司

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