メルフのものづくり-ダンボール作用点

カッティングプロッターを駆使して作るパッケージやダンボール製品の新商品開発プロセス、日々の記録です。

ダンボール作用点 <「しかく展」の制作話>

2011-01-19 20:32:13 | Weblog
しかく展」も半ばになりました。私はまだ行っていないのですが(搬入は行きましたが)、行かれた皆さんからのメールを読ませていただくと、「良かった」「ジュースがおいしかった」とうれしい便りばっかりです。もちろんうちの作品のことじゃないよ。ありがとうございます。

ちなみに私たち「須川遊歩・栄司」の作品は、企画・作製 須川栄司、イラスト 須川遊歩と親子2人で作品を仕上げました。

ダンボールフレームを作ったわけですが、そのダンボールは「リサイクルの優等生」といわれるように回収されては新しいダンボールにリサイクルされています。そのリサイクルつながりで紙を漉いて、娘に絵を描かせてみたら面白いんじゃないかと考えました。

紙を漉く。最近和紙が気になってきているのですが、簡単に本格的な和紙それもぶ厚い和紙ができないかと考えていました。で、年末になって「ユザワヤ」で運よく和紙作りセットを見つけ、即購入しました。材料は入ってなく、楮やら三椏やらで本格的に和紙を作ってみたい気持ちもあったのですが、行き着いたのは牛乳パックでした。

年末に1回実験をして、後は新年になって1回だけ紙を漉きました。意外と時間がかかり2枚しか漉けませんでした。そのうち1枚は、ペンとの相性をみるための練習台になりました。残るは1枚。大事に大事にアイロンを掛け、おもしを載せ平らにしました。(もっと作れよ!と言われそう)

娘が絵画教室で描いてきたポットの絵が良かったので、そんな感じで描かせてみようと考えていました。題材は家にあったかわいらしいポットにしました。このポット、おなかの中に娘がいた時に行った金沢で巡りあったポットです。

使える紙は1枚しかなく、ぶっつけ本番でした。「失敗されたらどうしようか」と心配する親を横目にあっという間に描き終えました。何の迷いもなく書き進める姿は頼もしく思えました。(親バカです)

そうやって出来た作品です。多くに人たちに見てもらえて、うれしいです。まだ期間がありますので、まだの方もぜひよろしくお願いします。

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 「パッケージや緩衝材の形状提案をして欲しい」
 「ぴったりサイズのパッケージや緩衝材が欲しい」
 「パッケージや緩衝材などの図面データが欲しい」
   などお聞かせ下さい。迅速丁寧に対応いたします。

 「こんなものを作ってみたい」
 「こんな形にしてみたい」
   という望みにもチャレンジします。
   パッケージ・緩衝材・POPだけでなく、
   雑貨や文具・収納用品・アイデア商品他
   なんでもお声をおかけ下さい。
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 芳川紙業株式会社 企画開発 須川栄司

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オリジナル商品についてはこちらをどうぞ。(古い記事ですみません。デザインなど変更しているものもあります)
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